■キラキラ輝く糞虫「センチコガネ」
センチコガネは、糞虫らしからぬ”キラキラボディ”を持つコガネムシだ。しかも、生息地域によって、赤・青・緑・黄色などさまざまな色彩を持ち、その姿はまるで宝石のよう。
センチコガネは”もっとも身近な糞虫”でもある。昼間に活動するため、山や森を歩いているとよく見かける。姿が派手で比較的サイズが大きいのも、見つけやすい理由かもしれない。
また、センチコガネには「オオセンチコガネ」というよく似た種がいる。こちらは、センチコガネよりもさらに輝きが強い種で、山でよく見られる。こちらも、センチコガネ同様に地域ごとにさまざまなカラーバリエーションがある。たとえば、近畿地方で見られる青いオオセンチコガネは「ルリセンチコガネ」と呼ばれている。
このように、センチコガネはユニークな生態を持つうえ、バリエーションのある美しい姿を持つ、とてもおもしろく魅力的な虫なのである。
ちなみにセンチコガネの名前だが、昔のトイレを意味する「雪隠(せっちん)」という言葉が訛った”センチ”が由来のようだ。
■森や山では「動物の糞」にも注目!
森や山を歩く時には、落ちている「動物の糞」にも注目してみよう。もしかしたら、そこには宝石のような美しい姿の虫がいるかもしれない。
また、センチコガネの姿は地域によってさまざまなバリエーションがあるので、ぜひいろいろな場所でセンチコガネを観察してみてほしい。