徐々に気温が上がり、川などの水辺でのアウトドアが楽しい季節になってきた。関東近郊で川遊びできる場所を探すとき、アクセスのしやすさや、休憩・食事をとりやすいかどうかは気になるポイントである。群馬県上野村にある「道の駅うえの」は山々に囲まれた自然豊かなエリアにあり、上野村の観光拠点として整備されている。すぐ近くに「関東一の清流」とも呼ばれる神流川(かんながわ)が流れており、川遊びとあわせて、休憩や食事をはさみながら過ごしやすいエリアである。

■「道の駅うえの」周辺は、川遊びと周辺散策を楽しみやすい

万葉大吊橋は、川遊びとあわせて立ち寄りやすい周辺スポットのひとつである

 「道の駅うえの」は、上信越自動車道・下仁田ICから35分ほど。群馬県上野村の自然に囲まれた場所にある。施設は2018年にリニューアルされていて清潔感があり、神流川を眺められるテラスが印象的だ。自然を感じられ、立ち寄りやすいことから「癒しの拠点」という印象だ。

 さらに周辺には、神流川の上にかかる全長89mの「万葉大吊橋(まんばおおつりばし)」のほか、自然の中で遊べる森林エリアやキャンプ場がある「まほーばの森」、「川和(かわな)自然公園」、巨大吊橋の「上野スカイブリッジ」など、観光やアウトドアが楽しめるスポットも豊富だ。

■川遊びは、水辺が近くゆっくりと過ごせる神流川で

神流川の幅広い河岸。川の流れに触れやすく自然の中で気持ちよく過ごしたい日に向いている

 筆者は子どもがまだ小さいため、長時間川遊びだけをするより、少し遊んで休憩しながらほかの観光スポットにも立ち寄りたいと考えた。「道の駅うえの」ではテラスから川辺まで降りられるため、移動後の休憩をはさんでそのまま自然の中へ移動しやすいのがうれしい。神流川の川岸は流れの近くまで行きやすく、水を眺めたり、浅い場所で足を入れたりと、子どもと一緒でも水辺の様子を見ながら無理のない範囲で過ごせる。自然の中でのんびり過ごしたい人にもおすすめだ。

■準備はしっかり。疲れたら「道の駅」でひと休み

「道の駅うえの」は、冷房のある休憩スペースやベンチもあり休憩がとりやすい

 川遊びに行く前には、持ち物や服装はきちんとチェックしておきたい。神流川は川岸が広く比較的歩きやすいが、石が多く、濡れると滑りやすい場所もあるため、歩きやすいサンダルや着替えは用意しておくと安心だ。また、日差しが強い日は思った以上に体力を使うため、適宜水分を補給し、こまめに休憩を取りながら遊ぶようにしたい。

 その点、「道の駅」を拠点にできるのは心強い。「道の駅うえの」はトイレだけでなく、館内に冷房のある休憩スペースやベンチ、屋内で一息つける場所もあり、暑い日でも休憩をはさみやすい。ベビールームもあるため、小さな子ども連れでも安心だ。

 少し川で遊んだあとは、「道の駅うえの」内のレストランで食事を摂れるのも便利だった。実際に立ち寄った際は、地元の特産品「十石みそ(じゅっこくみそ)」を使ったもつ煮がメインの定食を味わいながらひと休みできた。

 川遊びに満足したら、2023年にできたばかりの「万葉大吊り橋」へ。「道の駅うえの」からは車で約20分ほどの距離で、川遊びのあとに足を延ばしやすい。橋の中央付近は足元が見えるつくりになっていて、神流川を上から眺められるのも印象的だった。川辺とはまた違った視点で雄大な自然の景色を楽しめて、ほかの人にもすすめたくなるほどすばらしいスポットだった。