■心憎いばかりの気遣いが満載のO崎女史制作の「旅のしおり」
出発前にO崎が参加メンバーに送ってくれた旅についての事前お知らせは、集合場所から船中での過ごし方。そして大島到着から現地の情報。三原山ハイキングでの注意事項や帰りの便乗船についてまでわかりやすく詳細に記載されていた。
また驚くことに、なんと万が一荒天で高速船が出航できずに自分が合流できないときのことまで綴られているのである。O崎の素晴らしい人柄が表れつつちょっと面白いので、その部分はママ記載させていただく。
至れり尽くせりのわかり易さと細やかな心遣いに感動すら覚えたほどだ。まさに「幹事の鑑」のようなメンバーが居てくれるのは心強い限りである。
■前乗りメンバー浜松町に集合。乗船前から乗船中も…… 前夜祭!?
●逸る気持ちを抑えられず乗船前からゼロ次会!? スタート
出発日当日は21時40分に乗船開始なので、21時頃には浜松町「竹芝客船ターミナル」に集合すればよい。しかし、浮かれ気味な前乗り組は19時には竹芝桟橋近くの東京ポートシティ竹芝の2階にある、竹芝グルメリウムという飲食店フロアに集合していた。浜松町はオフィス街だけに、土曜夜のオフィスビル周辺は意外と人が少ないことに驚かされる。
一行は中華料理店『梅蘭』に腰を落ち着け、さっそくゼロ次会が開催された。入社2年目の20代若手から50代まで各世代が揃ったらもう呑むしかない。
しかし、土曜日だというのに旅の前に働いてから駆けつけた者もいた。漫画編集部の山三郎とだいとうは、グラビア撮影現場を仕切ったりページを組むのに使う写真をセレクトしたりと、ひと仕事終えてきたという。直前に素敵なグラドルさんと楽しく仕事をし、登山旅の解放感まで味わうという充実ぶりを見せつける二人に、旅の予定だけを励みに生きてきた残りの部員の心はささくれだつ……。なんてこともなく、労いの言葉をかけて穏やかに、美味しい中華料理や軽くて爽やかな青島ビールを楽しんだ。
ところで、ここの席料は誰が持つのか? まさかゼロ次会の酒宴まで会社が補助してくれる部活動費を当てにするわけにもいかないが、みな遠慮なく注文しまくる。これから船でも呑むというのに、船旅からの登山という“非日常”に、みな心躍っているようだ。
乗船前にコンビニで船内用の酒とツマミ、山行時の昼メシなどを調達。翌日の登山時の昼メシは部員各々が。酒とツマミは山三郎を金主に据え、BBがカゴいっぱいの買い出しに奔走してくれた。
竹芝客船ターミナルの真ん前のファミリーマートは、乗船客の買い出しを一手に引き受けているようで、他のお客さんも皆ここで買いまくっていた。休日夜の寂しいオフィス街のはずが、5台の有人レジと2台のセルフレジがフル稼働するほど客でごった返す店内を見つつ、我々出版業界ならではの光景が思い出される。
各種同人活動の祭典・コミックマーケットがそれだ。参加している作家への挨拶や、新規有望作家への声掛けなど、出版社もこのビッグイベントに足を運んでいる。この通称「コミケ」が夏と冬に開催される東京ビッグサイト近くのコンビニは、その対応・売上において「日本一」とも言われているが、このファミマもきっと地域一番店に違いない。街の書店にもこんなにお客さんが来てくれると良いのにと、活況ぶりを羨ましく思った次第。