■美味いカレーには納得の理由がありました

 ポタリングを終えて朱雀門ひろばに戻り、「天平うまし館」内のレストラン「和楽心」で食事を楽しむことに。

シルクロードカレー(1,200円・税込み)

 「遣唐使船が伝えるスパイスの辛みが食欲をそそる!」というポップが踊る「シルクロードカレー」を注文。やや強引な気もしますが、こういう前向きさは嫌いになれません。説明にたがわぬ美味しさで、添えられるヴィシソワーズの本格的な味わいに驚かされます。

自転車乗りにとって嬉しいバイクラックも完備

 レストランの窓からは朱雀ひろばの往来が眺められ、しっかりとしたバイクラックもあるので安心して食事を楽しむことができました。

■和歌の聖地にもお邪魔しました

 奈良といえば、勅撰和歌集にも選出される傑作短歌が生まれた土地でもあります。

竜田川のほとりの三室山には、業平と能因が詠んだ和歌の歌碑がある

 とりわけ有名な在原業平と能因法師が詠んだ和歌の舞台となった斑鳩町(いかるがちょう)の竜田川は、平城宮から20km弱。ロードバイク系ミニベロのFCXなら1時間ほどで気持ちよく走っていける距離でした。

思いのほか小さかった竜田川

 竜田川や隣接する三室山は、周辺に駐車場もなく自転車ポタリングにぴったりな場所。ゆったりとした気分で和歌の世界にひたることができました。

今回の取材車はタイレル「FCX」。純国産のクロモリフレームと20インチサイズのホイールの組み合わせで長距離ライドにも対応

 人生初の奈良旅行としては、このうえないほどの取れ高だったクルマ+自転車の旅。“ゆる6”ならではの濃厚な文化体験ができた1日となりました。

 

●【MAP】平城宮跡歴史公園