■炊き込みごはんとする!

メスティンにタイ米と水、プリックを入れる

 この強敵プリックの攻略法はあらかじめ考えてあった。炊き込みごはんにして食べるのだ。米に染み込ませてしまえば、激辛味も少しは和らぐに違いない。

 水を浸漬させたタイ米1合と水100mlをレギュラーサイズのメスティンに入れ、その上からプリックを注いだら準備完了。あとは火に掛けて、中火で8分、弱火で10分加熱し、火を止めて10分蒸らせば完成だ。

■タオルと水を用意してから実食

茹でたまごを添えたのは辛さ対策

 メスティンのフタを開けると、スパイシーな匂いが一気に立ち昇った。タイ米はソースで薄茶色に染まっており、その上に鶏肉、赤唐辛子、こぶみかんの葉が見える。半熟の茹でたまごは自分で作ったものだが、これは辛くなった舌をいったん休ませるための準備。他にも、汗を拭くためのタオルと冷たい水を用意して、いよいよ実食!

炊き上がりはこんな具合

 ひと口食べてまず感じたのは、レモングラスの爽やかさだ。鶏肉は食べ応えがあるし、魚介類の旨味もあって(原材料を見たらシュリンプペーストが入っていた)かなりおいしい料理だな…… と思ったら舌がビリビリしてきた。ぴりぴりではなくビリビリである。飲み込んだら喉がビリビリし、胃に入ったら胃がカッと熱くなった。

 ただ、後を引く旨味が確かにある。さらに食べ続けると、やがて舌がしびれ、苦みしか感じなくなった。茹でたまごを食べても、水を飲んでも、舌の感覚が正常に戻らない。おいしいのに食べられない。

 これがレベル5の世界か!

■プーパッポンは、辛さ「2」

湯せんで温めたプーパッポン。辛さ対策にアボカドを添えた

 別の日には、カニをカレー粉で炒めた料理「プーパッポン」を試した。どんな味なのか想像できないけど、辛さは5段階の「2」だから、激辛ではないはずだ。

 プーパッポンは初めて食べるのに、なぜか懐かしい味がした。タイ料理というよりも中華料理に近い味か? カニの濃厚な香ばしさとナンプラーの塩味があり、全体的には甘酸っぱい。辛さは穏やかだったので安心だった。

 けど、なぜか物足りなさを覚えた。あのプリックの凄まじい辛さを体験したせいで、ぼくの舌はレベル2程度の辛さでは満足できなくなったらしい。

 どうしてくれる、ヤマモリよ!

 

〈今回のレトルト情報〉

ヤマモリ「プリック160g」「プーパッポン160g」