■ふるさと納税の返礼品としてリフト券を提供する主な自治体

ふるさと納税で雄大な北アルプスの眺望と良質のパウダースノーが楽しめるエイブル白馬五竜(画像提供:エイブル白馬五竜)

 以下は、ふるさと納税でスキーリフト券を返礼品として提供している代表的な自治体。ぜひチェックしておこう(2025年10月現在)。

長野県白馬村/ 八方尾根スキー場やエイブル白馬五竜&Hakuba47の共通リフト券。寄付額は約30,000円前後。
山形県米沢市/ 天元台高原や米沢スキー場など、市内3スキー場で利用可能な共通1日券。寄付額は約11,000円と手頃。
群馬県川場村/ 首都圏からアクセス良好な川場スキー場の1日券。寄付額17,000円〜。
福井県勝山市(スキージャム勝山)/ 西日本最大級のスキー場で利用可能なIC対応リフト券。寄付額13,000円〜。
北海道富良野市/ 富良野スキー場の1日券やシーズン券。寄付額25,000円〜、複数枚セットもある。
兵庫県香美町(スカイバレースキー場など)/ 関西圏からの人気スキー場。ファミリー層におすすめ。

 そのほか岩手県一戸町(奥中山高原)、長野県木祖村(やぶはら高原)、北海道小樽市(天狗山スキー場)なども返礼品としてリフト券を提供している。

■ふるさと納税でスキーリフト券を入手するコツ

関西圏のスキーヤー、スノーボーダーに人気のスカイバレースキー場もふるさと納税を導入している(画像提供:スカイバレースキー場)

 ふるさと納税でスキーリフト券を入手するためには、早めの行動が欠かせない。気づいたときには受付終了とならないよう、下調べを行い準備を忘れずに。

1. 早めの申込が重要/人気のスキー場のリフト券は、品切れになることが多い。早期申込が確実。
2. 控除上限額の確認/自身の年収に応じた控除上限を超えた寄付は自己負担となるため、シミュレーションで確認してから寄付しよう。
3. 行きたいスキー場を決めてから寄付/利用予定のスキー場に合わせて寄付先を選ぶことで、返礼品を無駄なく活用できる。共通券対応の自治体なら複数のスキー場巡りにも便利。
4. 宿泊券や地元グルメとセットで楽しむ/リフト券と一緒に宿泊券や特産品を選ぶことで、スキー旅行の満足度がさらに高まる。旅行費用全体の節約にもつながるのでお得になること間違いなし。

■ふるさと納税を活用して、お得にスキーリフト券をゲットしよう

山形県米沢市では、市内3スキー場で利用可能な共通1日券が返礼品となっている購入できる(画像提供:天元台高原スキー場)

 ふるさと納税を利用すれば、スキーリフト券を実質2,000円の負担で入手できる。スキーやスノーボードを楽しむ人々にとって、費用を抑えながらシーズンを満喫できる最適な手段であり、自治体にとっても観光誘致の有力な施策となっている。

 今シーズンは、ふるさと納税を活用してスキー場リフト券を手に入れ、賢くウィンタースポーツを楽しもう!