■釣り人だけの特権! 秋の涸沼川で釣ったハゼを食べて楽しもう

釣行後、筆者は持ち帰った鮮度抜群のマハゼを天丼にして味わうことにした。ウロコと内臓、中骨を丁寧に取り除き、背開きにした後、薄く衣をまとわせて高温の油でカラリと揚げる。揚げたてを炊きたてのご飯に盛りつけ、甘辛いタレを回しかけると香ばしい香りが広がった。サクサクの衣とふっくらした白身が一体となり、上品な甘みが口いっぱいに広がる。自ら釣った魚を料理して味わう喜びは、釣行の締めくくりにふさわしい至福のひとときである。
秋は涸沼川のマハゼ釣りが最盛期を迎える。良型マハゼならではの力強く心地よい引きを楽しみ、数釣りを味わい、さらに旬の味覚を自ら堪能できる絶好のチャンスだ。秋だけの贅沢を、ぜひ涸沼川で堪能してほしい。

※ 管轄漁協:大涸沼漁業協同組合 https://oohinumagyokyo.jp