◼️文明の力? 冷感タオルや瞬間冷却パックも使える

次に紹介するのは、袋から出すとメントール効果で冷たさが1時間続くタオルと、水と反応させることで瞬間冷却する袋です。これらは使い捨てなので、ゴミが多くなってしまうのでメインとしては使いません。ジョギング時などの荷物を減らしたい時や、どうしても耐えられない暑さの時の非常用としています。
◼️気分転換には、やはり水浴びや水かぶりが一番

暑すぎて頭がボーっとしてきた時は、やっぱり頭に水をかぶるのが気持ちが良い。効果としては表面温度を軽く下げるだけですが、暑くてへこたれそうな気分をシャキッとさせてくれます。
街中でのジョギング時は、公園の蛇口で頭部や手足を濡らすことができますが、山には蛇口なんてない! 沢水で冷やせるのがベストですが、ない時は水を少量出しやすいボトルで頭にかけています。猛暑日に動く時は一番よく使う方法です。衣類が濡れてしまうので着替えは忘れずに!
◼️無風と酷暑の日は大人しくしていましょう
基本的に、私は猛暑日でも低山に出かけていますが、天気と共に気にしているのが風です。無風だとほんとに厳しいので、無理をせず様子を見ながら歩いています。
一般的にメジャールートは日当たりがよく、四季を通して明るくて歩きやすい場所が選ばれるため、夏は暑すぎるルートが多い印象です。夏は北側のマイナールートが比較的涼しく歩けたりするので覚えておきましょう。
例えば高尾山で言うと、メジャーなコースは南側で日当たりがよく暑いうえに混んでいますが、北側の琵琶滝コースなどは日陰が多く、多少涼しいうえに静かな山歩きが楽しめます。さすがに、街の気温が40℃近くなるような酷暑日は、さすがの私も息を吸うのも苦しいので外出を控えています。皆さんも無理のない程度に、賢く夏山を楽しみましょう。