直射日光を遮る日傘や冷感ポンチョ

表面が銀色の日傘は太陽光を反射しさらに涼しく歩けます。濡らして着るタイプの冷感ポンチョも便利なアイテム

 低山でも草木に覆われた森の中は意外と涼しく歩けますが、岩場や木が伐採され日光を遮るものがない場所に出ると、かなり体力を削られます。

 そんな時に役に立つのが日傘。小さな陰ですが、太陽光を遮るだけで楽に歩けます。ですが、片手を上げながら歩くのは大変! そこで、もう1つおすすめなのが水で濡らして使う冷感ポンチョ。日陰を作りつつ、気化熱を利用して涼しく歩くことができます。私はルートや天候に合わせて使い分けています。

背中に空間をあけると涼しいんです

背中に空間がある構造のバックパックはやはり涼しい。散歩程度なら大きめのウエストバッグも快適! 

 日本の夏山で使うバックパックの背面は、やはりトランポリン構造のものが快適。風が通り抜け、かなり涼しく感じます。

 近年は写真のモンベルをはじめ、各社から後付けできるパネルが数多く販売されています。私の場合、本当に暑い日は背中があくウエストバッグで歩くのが快適です。

定番はうちわ、扇子。携帯できるハンディファンも

扇子は折り畳むととてもコンパクト。ハンディファンはさまざまな種類があるけど、写真はブロワー並の強風が出てピンポイントで冷やせるモデル

 山では、折り畳めば水筒の脇などに収納でき、軽量で意外と涼しさを感じらる扇子が便利です。

 暑すぎて手も動かしたくないって方には、なにかと話題のハンディファンがいいでしょう。私は最近、パワフルなタイプをバックパックと背中の隙間や衣類の中に差し込んで、空調服代わりにしています。