■知床八景も楽しめる国設知床野営場

知床でキャンプをするなら、敷地内に知床八景「夕陽台展望台」がある「国設知床野営場」がおすすめだ。このキャンプ場にはヒグマが出没したことがあるため「テントで寝るのが怖い」という人にはケビンの予約をおすすめする。テントサイトより、ケビンからのほうが絶景を望める。近くには公衆浴場「ウトロ温泉 夕陽台の湯」があり、露天風呂から眺める夕日は格別だ。
国設知床野営場
住所 〒099-4351 北海道斜里郡斜里町ウトロ香川
電話 0152-24-2722
ホームページURL:https://blog.shiretoko.asia/2024/05/510am90061.html
※営業日時はホームページよりご確認ください
■温泉が魅力の羅臼温泉野営場

もっとワイルド感があるキャンプ場を求めている人には「羅臼温泉野営場」がおすすめだ。このキャンプ場でも過去にはヒグマが出没し、テントを揺らしたという報告がある。夜になると、月明かりなどの自然光や動植物の息吹に囲まれるキャンプ場だ。
トイレはきれいで、駐車場では車中泊をする人たちも多い人気のキャンプ場だ。秘湯である「熊の湯温泉」を目当てに立ち寄る人も多い。野営場から歩いて国道を渡った橋の先に「熊の湯」がある。原生林の中にあり、女性風呂は塀で囲われているが、男性風呂は開放的な露天風呂になっている。
温泉が無料で利用でき、脱衣所もあるのはありがたい。地元の人たちが管理してくれている温泉だ。賽銭箱が置いてあるので、気持ち分のお金を入れ「熊の湯入浴十ヵ条」を読んでから入ろう。
知床国立公園羅臼温泉野営場
住所 〒086-1822 北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町
電話 0153-87-2126
ホームページURL:知床国立公園羅臼温泉野営場 | 知床羅臼町観光協会
※営業日時はホームページよりご確認ください
■野生動物との遭遇が多い知床の魅力
知床は野生動物を車内や船上から見る機会が非常に多い。筆者は何度も知床を訪問し、さまざまな楽しみ方をしているが、野生が残る自然の中へ分け入るような緊張感を忘れずにしたい。