群馬、栃木、福島、新潟の4県にまたがる尾瀬国立公園。その群馬県側の玄関口、鳩待峠に2025年9月、オープンすることが発表された「LUCY尾瀬鳩待 by 星野リゾート」。

 星のや、界、リゾナーレ、OMO、BEBに次ぐ、新たな星野リゾートのブランドの発表と合わせて、“心揺さぶる山ホテル”をコンセプトにするLUCYは早くも話題となっている。

■最高の尾瀬ハイクがはじまるホテル

美しい湿原が広がる尾瀬国立公園

  明治時代、日本を旅したこともあるイギリスの探検家「イザベラ・ルーシー・バード」の名から付けられた星野リゾートの新たなブランド「LUCY(ルーシー)」。

 美しい湿原が広がる尾瀬ヶ原や花の百名山としても名高い至仏山への入り口となる鳩待峠。ここを拠点にすることで、尾瀬を初めて歩く方にとっても、山への負担や不安を解消してくれる施設となり、これまでの山小屋にはない“山ホテル”として誕生するのが「LUCY尾瀬鳩待 by 星野リゾート」。

■LUCY尾瀬鳩待 4つの注目ポイント

●1. ニーズに合わせて選べる3タイプの客室

ドミトリータイプもゆっくり過ごせる
友人同士でプライベートな空間のツインルーム

  山での滞在を快適に楽しむための重要な要素として、プライバシーを担保した個室空間と快適な睡眠空間の確保があげられる。LUCY尾瀬鳩待では、利用者層にフィットする形で、1名利用のドミトリータイプから最大4名でのグループ利用に適した3タイプの客室が用意され、いずれもこれまでの山小屋の概念を覆すほどの落ち着いた雰囲気。ここに滞在することを目的に尾瀬へと足を運ぶ方も増えそうだ。

家族で尾瀬を楽しむにはぴったりのフォースルーム

 ●2. 山滞在に欠かせない食事のラインナップ

やはり群馬といったら豚肉

  夕食のメインメニューは、肌寒い山間部の夜にうれしい身も心も温まる「LUCY豚汁」。素材の旨味や食感を味わえるように大きめにカットされた野菜に、ボリューム満点の豚肉。さらにくずしながら食べる大きな豆腐が加わり、おいしく楽しく味わうことができる。魚や卵、山の幸の副菜もそろい、翌朝からのハイキング、登山に向けた栄養補給は充分すぎるほどに豪華。

24h利用できるコンビニで行動食なども購入できる
いなり寿司は、黒ゴマ、わさび、五目、梅ちりめん、カレーの5種で1セット

  また、朝食や行動食は24時間利用可能なホテル内「ラストコンビニ」で調達が可能。少し変わったフレーバーが楽しめる「いなり寿司」やドーナッツにパン、手軽に素早く栄養補給が可能なエナジーバーやゼリーなど、豊富なラインナップの中から、スケジュールや体調に合わせて選ぶことができる。

●3. 山ホテルでの宿泊ならでは「尾瀬ハイキング前夜」を楽しむアクティビティ

暮れゆく湿原と至仏山の景色に時を忘れ見とれる

  夕日や朝日、夜の静かな山時間を楽しむことができるのは宿泊者だけの特権。その時間を通して尾瀬の滞在がより心満たされる体験となるように、LUCY尾瀬鳩待オリジナルのアクティビティやコンテンツが予定されている。

●4. はとまちベース Cafe&Shopが8月1日に先行開業

カフェ、ショップが併設された「はとまちベース」にもぜひ立ち寄りたい

  LUCY尾瀬鳩待には、カフェとショップ機能を備えた「はとまちベースCafe&Shop」が隣接。こちらは宿泊者だけでなく、日帰り利用も可能となっており、ホテルに到着後や尾瀬ハイク前後のカフェタイムやランチタイムとして利用可能。尾瀬名物の花豆がふんだんに使われた「花豆ソフトクリーム」の濃厚で優しい甘みは登山やハイキングの疲れを癒してくれることだろう。

 また、ショップには登山グッズもしっかりと揃っているので、忘れものがあってもその場で調達可能。LUCYオリジナルグッズなども並ぶ予定とのことなので、ぜひチェックしたい。

尾瀬の名物、花豆のソフトクリームは夏には売り切れ必至

 ●施設概要

「LUCY尾瀬鳩待 by 星野リゾート」
所在地:群馬県利根郡片品村大字戸倉中原山898番14
客室数:25室
客室内訳:ドミトリー(1名定員)12室 ツイン(2名定員)10室 フォース(4名定員)3室
付帯施設:パブリックスペース、シャワールーム、ロッカースペース、24Hラストコンビニ、「はとまちベース Cafe & Shop by 星野リゾート」(日帰り利用可能)

「LUCY尾瀬鳩待 by 星野リゾート」は9月1日の開業を予定。ひと足はやく「はとまちベース Cafe & Shop」は8月1日の開業を予定している。大自然が広がる尾瀬で過ごす時間をさらに特別なものへと変えてくれそうなLUCY尾瀬鳩待。その開業を心待ちにしたい。

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