■山の上のレストラン「スーシュ」へ

激しい風雪に佇む「スーシュ」の外観。重厚な趣で安心感があります
太いログの店内は温もりが溢れ、ゆっくりと休憩できますね

 存分に滑走を楽しんだらお腹が減るもの。レストランは麓のセンターハウスにある「サリュ」以外にも山頂に「スーシュ」があります。重厚なログハウスで気持ちまで温まる雰囲気です。

地元の海鮮、食材で作られた海鮮メニューたち。「カニいくら丼(1,800円)」は能生の海の幸の魅力が詰まっています。後ろは「海鮮丼(全部のっけ 2,000円)」
食後のデザートに「手作りチーズケーキ(350円)」。しっかりとした食感で口一杯に濃厚なチーズの風味が広がります

 能生の海で獲れた魚介、地元のお米で作られた海鮮メニューの数々は、ここがスキー場のレストランということを忘れさせてくれる贅沢さ。遡上してくる鮭のイクラは宝石のように輝き、プチプチとした食感に魅了されます。解禁になったばかり、能生で水揚げされたカニは旨味が口のなかでほどけるように広がります。またラーメンも人気です。「ピリ辛もやし味噌ラーメン」はクセになる味わいで、スープまで飲み干してしまいました。全体的に値段もリーズナブルですので、ついデザートにも手を出してしまいます。

 食後は山へ向かって右側「飛山(HIYAMA)」へ。滑りやすい雪質と地形を求めての滑走は、どこか宝探しににも似た気分に。春になるにつれて新雪、パウダー滑走のチャンスは減りますが、代わってシャバシャバの春雪、極上の滑走フィーリングを味わえる“ざらめ”シーズンの到来にワクワクします。

 スキー場の営業はGWまで続きます。とくに今年は豊富な積雪量がありますので、例年以上に満喫できそうですね。