■原糸が少ないPEラインの特徴
●「×4」のように原糸の少ないPEラインの主な特徴は2つ
- 耐摩耗性が少し高い
- 安い
原糸1本あたりが太くなるため、糸のしなやかさはなくなるが、耐摩耗性は少し高くなる。そしてなにより、安価なのがありがたい。
岩礁帯を狙う場合は少しでも耐摩耗性は高い方がよいので、ロックフィッシュをターゲットとする場合におすすめだ。ただ、PEライン自体は原糸の本数に関わらず擦れに弱い特性なので、岩に擦られないように注意が必要だ。
■ターゲットに応じてPEラインを使いこなそう
PEラインは直線強度が非常に強いが熱や擦れに弱い。PEラインを使う場合は、ショックリーダーと呼ばれる擦れに強い糸(主にナイロンやフロロカーボン素材のもの)を先糸として結ぶことを忘れないようにしよう。パッケージには号数(太さ)やlb表記(強度)も記載されているため、初めてPEラインを購入する際は釣具店スタッフに相談すると、用途に応じたアドバイスが得られるはずだ。