■船長が教えてくれた「4つのポイント」を実釣!

 佐藤船長から教わった4つのポイントを船からの釣りで実践。釣果に伸び悩む筆者や、ルアー釣り初挑戦の女性アングラーの様子をレポートする。

●ロッドワークを改善して釣り上げた良型!

佐藤船長からのアドバイスを守り、筆者が釣り上げた「ヒラメ」

 筆者は根魚を代表する底物のルアー釣りを初めて3年目。しかし、釣果は伸び悩む状況が続いていた。それもそのはず、自己流の釣りを押し通し佐藤船長のアドバイスから程遠い釣り方をしていたのだ。しかし、今回はアドバイス通りに「ロッドの持ち方」や、「ロッドの動かし方」を実践してみたところ、確かに感度が向上し、微かなアタリを感じられ、魚を誘えるようになった。また、根がかりしたワームも回収でき、仕掛けを作り直す時間が減って、釣りする時間が長くなったのだ。

 「ラインを見る釣り」では、少しづつアタリを目視できるようになったが、なかなかフッキングには至らない。それでも粘り強く続けていると、海底にルアーを届けるフォール中にラインの動きが止まったのを感じた。ひと呼吸おいてアワセを入れると、重くゆっくり動くような手ごたえ。落ち着いてリールを巻きあげ、約50cmのヒラメを釣り上げることができた。この1回だけで習得したとはいえないが、何となく偶然的に釣れていた今までとは違う「釣ったぞ!」と思える嬉しさを実感できた。

●初心者アングラーが船長のアドバイスで初釣果!

初めての「アイナメ」に顔がほころぶ

 根魚ルアー釣り初挑戦の女性アングラーの横に立った佐藤船長が、時間を掛けて丁寧にアドバイス。最初はベイトリールの使い方やキャストの仕方すら分からなかったが、釣りを開始して約3時間後に見事、アイナメを釣り上げた。「船長のアドバイス通りに釣りしたら、本当に釣れた!  忘れられないうれしさ」と満足気に話す女性アングラーの笑顔を見て、自己流でやってきた筆者は、最初から基本を学ぶ大切さを痛感した。

■4つのポイントを実践すれば、釣果は必ず伸びる!

この日の釣果「ヒラメ」は約50cmで身が厚く、食べて美味しいサイズだ

 海の根魚やヒラメ釣りで釣果に伸び悩んでいるなら、ここで紹介した4つのポイントを押さえてほしい。筆者は自己流を改め、アドバイスを実践し確実に釣果を伸ばせることを実感した。ここで紹介する船長からの4つのアドバイスは、船釣りだけでなく、港や防波堤での釣果を劇的に変える可能性がある。この機会に海のルアーフィッシングの第一歩を踏み出してみてはいかがだろうか。ヒラメやアイナメなど、根魚たちとの素晴らしい出会いが待っているはずだ。

取材協力 アーネスト 佐藤 尚行
住所 〒985-0001  宮城県塩竃市新浜町3丁目30-17(出船場所)
電話 090-3641-4621
※料金、営業日、出船時間は要問合せ

遊漁船URL:https://earnest.boy.jp