■簡単クッションで夜を満喫

寝具を入れればクッションに早替わり

 秋から冬にかけては夜の訪れも早い。せっかくなら車内でも長い夜を楽しんでみたいが、生活用品を積み込んだ車内は想像以上に狭い。

 そんな狭い空間で快適に過ごせるように、寝具の毛布やタオルケットをクッションカバーに詰め込んだだけのものをよく使用しているのだが、これが予想以上に心地よい。

クッションカバーにタオルケットを入れるだけ

 車中泊をする場合、大抵はセカンドシートから荷室部分で過ごすことが多いが、壁のどこに体を当てても固くて冷たい。そんなときにクッションがあれば背当てにもなるし、膝の上に置けば本やタブレットを載せることもできる。ただそのためだけにクッションを積んでいくのははばかられる。

 そこで寝具や着替えをクッションカバーに入れてしまえば、余計な荷物は増えなくてすむ。前述のシュラフもクッションの“あんこ”となりえるすぐれものだ。

■車内でより一層くつろぐために

クッションカバーに寝具を入れるだけで車内でも優雅にコーヒーを飲みながら秋の夜長を楽しめる

 夏に比べると車中泊に最適な季節ではあるが、ゆっくり過ごせない、しっかり眠れないなどせっかくの旅が台無しになってしまわないように、ちょっとした工夫で快適な車中泊を過ごすための参考にしてほしい。