■ターゲットは横須賀沖の「黄金アジ」に決定! そのためには?
●教えてキャスティングさん! 店舗に取材を敢行
キャスティング本部の坂本氏に「アジ五目」とか「LTアジ」にも詳しいスタッフがいるからと紹介していただいたのは、キャスティング本部と同じ建物にある大型店舗 キャスティング東久留米店の石川副店長。いろいろな釣りに精通したエキスパートなスタッフさん。ブラマンフィッシング倶楽部のアドバイザーになっていただくことに。
●「LTアジ」って? 必要な準備や釣り方は??
じつは僕自身もLTアジは初体験。ということでメンバー数人でさっそく東久留米店におじゃまして、アジを釣るためのアレコレや必要な道具。船釣りの基礎知識や準備などを伺うことにしました。
「LT」というのは「ライトタックル」のことで、比較的軽くて短めのロッドと小さめのリールを使った釣りのこと。ロッドは竿先の感度がいい「先調子」のM(ミディアム)やL(ライト)の表示があるものがいいのだとか。
リールのコーナーにはものすごい数のリールがあり、どれがいいか迷ってしまいそうですが「仕掛けをキャストせず真下に落とす釣り方なので、スピニングリールではなくベイトリール(両軸リール)の方がベターです。カウンター付きリールならタナに仕掛けを投入している水深がわかるのでより便利ですが、巻いてあるライン(PEライン)によっては、一定間隔ごとに色分けがされているものがあるので、それを注意して見ていれば、それでも水深が判断できますよ」とのこと。なるほど勉強になります。
LTアジでは「タナ取り」がとても重要なこと、使う「仕掛け」やエサ、コマセによる誘い方や釣れるメカニズムなども丁寧に教えていただきます。極端な事を言えば “針につけるエサは目立てばなんでもいい” という話は僥倖でした!
●船釣りにはこんな装備で臨もう
船釣りは波しぶきがかかったり、魚やコマセで汚れたりもするのでフィッシングウェアがベターですが、染みたりしない濡れても大丈夫なウェアやレインフェア(動きやすいもの)の流用でもOKとのこと。また海上は風があったりして寒くなることもあるので暖かい上着なども準備。脱ぎ着できると良いとのこと。またライフジャケット(検定を通った「桜」マーク付き)は必須で着用。手ぶらでフィッシングとはいえ、さすがに普段着や濡れる対策をしていない服装ではないほうが良さそうです。
また船上は濡れるので、これまた防水や撥水のしっかりしたシューズや長靴。そしてすべらないことも重要。登山靴などでも流用できる物もあるそうです。(※ただしスパイク系シューズでの乗船はデッキを痛めてしまうためNGです)
と、こんな具合に必要な道具から服装や準備。釣り方のコツや釣れるメカニズム、そして船酔い予防に良いお薬の情報まで初心者にもわかりやすく教えていただきました。お忙しい中、細かく丁寧にご教授いただき感謝です! 店舗スタッフはお客さんの相談や質問にも適切なアドバイスをしてくれるそうなので、まさに釣りをする人したい人の「コンシェルジュ」のような存在。商品に触って選べる以外にもそんな使い方ができるのも店舗に行く良いところ。実店舗が全国に多数あるのはとっても便利ですね。
次回、【ブラマンフィッシング倶楽部 #1 「横須賀沖のLTアジ」 釣行編】に続きます。乞うご期待!
取材協力:キャスティング
https://castingnet.jp/