初心者でも手軽にキャンプが体験できる、手ぶらキャンプ。キャンプ場でテントやタープなど必要なものをレンタルでき、手ぶらで行ってもキャンプが楽しめるのがウリだ。ただし、キャンプでは旅館やホテルのような設備が整っているわけではないため、最低限の準備は必要だ。
今回は手ぶらキャンプを楽しむために、事前に準備しておくべきものを紹介する。
■手ぶらキャンプで用意されているもの
手ぶらキャンプとはいうものの、実際に何も準備せずに行ってしまうと足りないものが出てきてしまう。予約をするときには何が揃っているのか事前に確認しよう。一般的には以下の用品が手ぶらキャンプではセットになっていることが多い。
・テント(テントの下に敷くグランドシートを含む)
・タープ
・チェア
・テーブル
・ランタン
・シュラフ(寝袋)
・マット(シュラフの下に敷くタイプ)
基本的に宿泊するのに最低限必要なものが用意されている。テントの設営が心配な人は、テントが常設されているグランピングやコテージなどを利用するのもあり。ただ、よりキャンプの雰囲気を味わいたい人は自分で挑戦してみよう!
ほかにも焚き火台や薪、調理器具などがセット内容として用意されていることもある。自分たちのキャンプには何が必要なのか、事前に確認しておこう。
■手ぶらキャンプに持っていった方がいいもの
手ぶらキャンプで用意されているもので十分キャンプを楽しめるような気がするが、実は持参したほうが、より快適かつ、安心してキャンプができるアイテムがあるので紹介しよう。
●ライト
ランタンが用意されていても、ライトは必要不可欠。近くを散策するとき、トイレに行くときなど、手持ちのライトがないと何かと不便だ。明るさが調節できるものや、引っ掛けられるものは用途も広いのでおすすめ。
特に子どもがいる場合、地面に刺さっているペグや段差に気づきにくいので、ライトはいくつか用意しておいたほうがよいだろう。
●耳栓やアイマスク
テントの中にいても外の音はよく聞こえる。たとえば、足音や話し声、鳥の囀りや風で揺れる草木の擦れる音など、普段は気にも留めないような音が1日中聞こえてくる。特に夜間は、音が気になって眠れなくなることも珍しくはない。少しぐらい大丈夫、と思っていても初めてのキャンプでは不安に感じることも多い。
耳栓を持っていると音による不快感を減らせるので、もしものときのために持っておくと安心だろう。また、辺りが明るくて眠れない場合もあるので、心配な人はアイマスクもあると心強い。