今回は秋冬のアウトドアシーンで活躍するワークマンのオリジナルブランド「イージス」の中から、「雨に強い」をコンセプトに、低価格で高い防水性を備え防寒性能を加えた商品「イージス防水防寒スーツ」を紹介したい。
本来、雪寒地域対応の作業服として開発されてきたイージス。コスパに優れ、バイカーの支持を集め人気商品となっており、毎年シーズン前に売り切れてしまうほどだ。記事内で登場する商品は旧モデル「イージス360°(サンロクマル)リフレクト透湿防水防寒ジャケット」になるが、基本的なスペックは同じ。ぜひ参考にしてほしい。
■寒い時期に必要な3つの機能とは?
●高い防水性
イージスシリーズは厳しい天候条件に対応できるよう設計されている。「イージス防水防寒スーツ」の耐水圧は15,000mmで、これは激しい暴風雨や吹雪の中でも水が染み込まず、十分な防水性を発揮することを意味する数値。
ウインターシーズンにおけるキャンプや釣りなどで、急な雨や悪天候にみまわれても安心して作業ができる。
●高い透湿性
「透湿性」は、汗をかいた際にも内部の湿気を外に逃がし、衣服内を快適に保つ重要な機能。この透湿性のおかげで、激しい運動や長時間のアウトドア活動でも内部がムレにくい。寒い時期において透湿性は重要な役割を担う。体を動かすことによる汗は身体を冷やし、体温低下を招く要因となるが、水蒸気(汗)を外に逃がす透湿性によって、ウェア内をドライに保つことができるのだ。
レジャーやアウトドア、登山で使うウェアなら、汗をかくことを考えて10,000g/m2/24h以上、できれば20,000g/m2/24h以上のものを選ぶと安心だ。 (なお、イージス防寒防水スーツの透湿性は20,000g/m²/24h)
●軽量かつ動きやすいデザイン
イージスシリーズは、防水・防風性能を備えつつ軽量で動きやすい設計がされている。もともとワークマンには作業服を開発してきた歴史があるため、長時間の作業でも疲れにくく自由な動きが可能となっている。
「イージス防寒防水スーツ」を着用してテント設営や釣り、スキーにも行ってみたが、動きにくさや違和感を感じずに楽しめた。