■リゾート内のガーデンを散策

森をメインとするリゾート内のガーデンを歩いて回るだけでも癒される

 森に囲まれた「東急リゾートタウン蓼科」は、敷地内にいくつもの散策路が整備され、こうしたガーデンを歩いて回るだけでも心が癒される。なかでもカラマツ池は、晴れた日に八ヶ岳の山並みが見える絶好のビューポイントだ。秋になると周囲の木々が紅葉し、水面に映る景観がうつくしい。周辺の森にはベンチが用意されており、腰かけて池や木々を眺めながらゆったりと森林浴もできる。

カラマツ池の畔に設置された展望台から池を一望
池の対岸には森の向こう八ヶ岳の山並みが見ることができる
森のなかのベンチでくつろいでいると、心身が癒され気分がリフレッシュする
秋になると、池の周囲の木々が赤や黄色に染まって鮮やかに
八ヶ岳が見える「からまつ池」

■人が集まる憩いの場「TENOHA蓼科」

地元の木材やリゾート内の廃材を取り入れた木の温もりが感じられる「TENOHA蓼科」

 2024年7月、リゾート内に新しい施設「TENOHA蓼科」が登場した。リゾートに関するさまざまな情報を案内する総合インフォメーションセンターとしての役割がメインで、例えば、八子ヶ峰のトレッキングに出かけるならば、レベルや時間などを踏まえてどのコースが良いのかといったアドバイスをしてくれる。また、人が集まる憩いの場所としても機能し、自然に関する情報発信やワークショップなども開催している。

施設内にはカラマツ材を使ったベンチが置かれのんびりくつろげる
おしゃれな電球の装飾はタウン内の廃材をリユースしたものだという

 「TENOHA」は東急不動産が展開しているブランドで、地域共創・環境施策の拠点となる施設として蓼科は6か所目。建物に使われている木材の7割がタウン内で採れた間伐材や、茅野・諏訪市など周辺の地産材を使用している。また、建物内の家具や什器は間伐材のカラマツを一つひとつ加工して製作され、装飾はタウン内の廃材を再利用しているなど、施設全体が環境を意識したものになっている。

「TENOHA蓼科」

■自然豊かな環境で、ホテルステイを満喫

リゾートの主要宿泊施設である「蓼科東急ホテル」で極上のホテルステイを体験

 「東急リゾートタウン蓼科」はホテルに滞在してこそ、豊かな自然を存分に堪能できる。リゾート内に点在するさまざまな宿泊施設のなかでも、最も格式高いのが「蓼科東急ホテル」だ。館内の「ロビーラウンジ アゼリア」には大きな暖炉が設置され、日が暮れると薪に火が灯る落ち着いたロケーション。カフェメニューやスイーツ、アルコールなどが楽しめ、のんびり歓談するのに最適だ。

「ロビーラウンジ アゼリア」の暖炉を囲んでのんびり語らうひとときを
メインとなる宿泊施設「蓼科東急ホテル」
トレッキングの疲れを癒してくれる「スパリゾート 鹿山の湯」

 リゾート内には温泉施設「スパリゾート 鹿山の湯」も完備している。疲労回復・神経痛・関節痛などに効果があるというから、トレッキングの疲れを癒すのにうってつけだ。内湯のほかに自然をより身近に感じられる露天風呂もあり、うたせ湯やサウナなどの設備も整っている。

「スパリゾート 鹿山の湯」で癒される
森に囲まれた環境なので、秋はリゾートのあちこちで紅葉を楽しめる

 四季折々に豊かな表情を見せるリゾートは、10月中旬から下旬にかけて紅葉の季節を迎える。赤や黄色の落葉樹の紅葉も楽しめるが、今回、トレッキングに出かけた八子ヶ峰など、リゾート内にはカラマツの森が多い。針葉樹でありながら黄金色に染まるカラマツの黄葉も味わい深いものがある。

自然豊かなロケーションの「東急リゾートタウン蓼科」