■絶景カフェでお腹も心も大満足

「雪山のパンケーキ季節のフルーツ」(1,600円)、「うおぬまミルククラウド」(800円)

 散策の疲れを癒やしてくれるのが、抜群の眺望が自慢の「テラスカフェ」。気軽なお茶のみのカフェ利用はもちろん、しっかりめのフードメニューが揃うのも好印象。

 取材班はランチとして「海と山の旨みカレー」と「プルドポークのテラスサンド」をセレクト。

 「海と山の旨みカレー」は、昆布とキノコ出汁が効いた上品なスパイスカレー。「プルドポークのテラスサンド」は、柔らかく仕上げたプルドポークをキューバンサンドイッチにアレンジした一皿。どちらもトレンド感を感じさせる味わいはもちろん、散歩の空腹感をしっかり満たしてくれるボリュームで大満足。

「テラスカフェ」の人気メニューの「海と山の旨みカレー」

 人気のスイーツメニューも試さないで帰るわけにはいかない。名物「雪山のパンケーキ」のシーズナルメニューの「季節のフルーツ」は、月替りで具材が変わる人気メニュー。取材時には、りんごのコンポートとシナモンの香りの優しい味わいを堪能。ケーキの生地の外はカリッと香ばしく、中はモチモチした独自の食感は、季節ごとのコラボレーションを引き立てる味わい。

「展望テラス」は人気のフォトスポット
展望テラスで味わえるフード・ドリンクを詳しく見る

■有名酒蔵の“麹”ドリンクは見逃せない

八海醸造がプロデュースする「六華〜ROKKA〜」の「麹フラッペ」(各850円)

 日本酒好きはもちろん、そうでない人も必見なのが、「テラスカフェ」のお隣にある「六華〜ROKKA〜」。地元の銘酒「八海山」を醸す八海醸造が運営するカフェ・バーで、八海醸造のお酒を使ったカクテルやソフトドリンクを提供している。

 なかでも取材班が強く推したいのが「麹フラッペ」。麹だけで作った甘酒をベースにしたシャーベットスタイルのドリンクで、フレーバーは八海醸造の本みりんを煮詰めて作った「麹の密」と、「ハニーレモン」の2種を用意。どちらもラッシーのようなノンアルドリンクなので、日帰りドライブの疲れを癒やしてくれる甘さが心地よい。

 八海山の日本酒飲み比べセットやクラフトビールの「ライディーンビール」、「みりんのカクテル」など、酒飲みにとって魅力的なアルコールメニューも大充実だったが、もちろん日帰りドライブなので我慢。とはいえ、麓のリゾートセンターのショップでお土産として購入できるのでご安心を。

リゾートセンターのショップでは地元のお土産やアウトドアギアが購入できる

 もちろん「テラスカフェ」や「六華〜ROKKA〜」のメニューはテイクアウトが可能。お店のテラス席や散策しながら味わうのもいいだろう。

チケット売り場やショップ、カフェを備えた総合インフォメーション「リゾートセンター」

■文句なしのリフレッシュ&絶景スポット「ザ・ヴェランダ石打丸山」

 というわけでザ・ヴェランダ石打丸山は、絶景に加え地産地消の美味しいものまで味わえる文句なしのリフレッシュ空間だった。

 待ちに待ったコシヒカリの新米を収穫する10月には、米どころ南魚沼ならではのスペシャルなメニューやイベントも用意されるとのこと。首都圏からクルマや電車でアクセスもしやすいので、秋レジャーの目的地に選んではいかがだろうか。

越後三山をバックにテラスで記念撮影

●【MAP】ザ・ヴェランダ石打丸山(石打丸山スキー場)