■最小限にして持っていく

ファスナー付きの袋は、ゴミ入れにもできて便利

 ここからは、特にアウトドアへ出かける方に役立つパッキング術を紹介する。旅行などでは取り入れにくいかもしれないが、どれか1つでも知っておくことでリュックの中がぐっと整理され、使いやすくなる。

 持っていく荷物は最小限に抑えるのがポイント。例えば、乾麺やお菓子なども袋から一旦取り出してファスナーつきの袋に入れておけば、タッパーやゴミを持ち帰る手間がかからず時短にもなる。また、ファスナーつきの袋はにおいや水分が漏れにくく、ゴミ袋としても使える。

ストローに入れるとコンパクト

 他にも、洗濯用洗剤や食器用洗剤も箱やケースのまま持ち運ぶとかさばるので、試供品やジップロックに中身を移して持っていくとコンパクトになる。筆者はストローに入れてパックするスタイル。液体や粉末のものをストローに入れて、両サイドをヘアアイロンで熱してくっつけることで密封でき、コンパクトに持ち運べる。シャンプーや洗顔、化粧水などもこの方法であればコンパクトに持ち運べる。

■重ねて収納

 リュックに荷物を詰める際には、重ねて収納する方法も効果的。特に、形状やサイズが異なるアイテムをうまく重ねることで、無駄なスペースを減らし、リュック内を効率的に使うことができる。

 例えば、調理器具や食器類などはリュックの中でかさばるため、重ねられると省スペースになる。また、持ち手や本体が折りたためるものなら、リュックの中で引っ掛けたり邪魔になることもない。

■2WAY、3WAYなら荷物を減らせる

 細々したものでも、たくさん持っていくと荷物になる。1つで2つの役割を持っているものであれば、その分荷物やゴミも減らせて便利。例えば、カップとしても容器としても使えるお皿や調理器具としても使えるカトラリーなど、2役も3役もこなしてくれるアイテムがあると持ち運ぶ荷物を減らせる。

 他にも、リンスインシャンプーやメイクも落とせる洗顔、オールインワン化粧品など、複数のアイテムが1つにまとまっているものも便利だ。

■リュックの中にきれいに収めて快適な旅へ

リュックを最大限に活用しよう

 お出かけやキャンプなどで荷物をたくさん詰めるのに便利なリュック。入れ方を工夫すれば、もっと快適に使うことができる。ぜひ今回の記事を参考にしてみてほしい。