■標高1,200mで楽しむこだわりランチと涼やかスイーツ
十分に遊んだらランチはベースにある「麺屋てんぐぅ」へ。切り立てチャーシューや嬬恋キャベツをたっぷり使った草津温泉餃子は、地産地消を感じます。青ねぎ中華そば(税込1,200円)と餃子ご飯セット(税込500円)をいただきました。
中華そばは飽きのこない清涼感と、じわじわと広がる深い出汁の余韻が魅力です。餃子は通常の2倍以上のジャンボサイズで食べごたえがあり、嬬恋キャベツの甘みとニンニクのパンチが効いていました。皮がもちもちしていてボリューム満点です。
ベースにもトランポリンやバドミントン、マウンテンカートなど、様々なアクティビティがあります。今回はバドミントン(1面・1時間税込1,500円、用具代込)を子どもたちと一緒に楽しみました。風が吹くとシャトルが揺れるため、通常より難易度が上がりますが、屋外で体を動かすのは気持ちが良いです。
そして、体を動かして汗ばむと欲しくなるのが冷たいスイーツ。緑の山を見ながら食べるソフトクリーム(税込500円)は格別でした。
■1日の締めくくりは名湯・草津温泉で
アクティビティで十分遊んだ体は、温泉で癒すのが鉄板です。名湯、草津温泉に入らずして帰るのは実にもったいないです。なんと、観光経済新聞社主催の「にっぽんの温泉100選」では21年連続で第1位を受賞しています。
今回は源泉掛け流しの日帰り温泉「大滝乃湯」へ。入り口から硫黄の香りが漂っていました。露天風呂は開放感があり、乳白色の湯に包まれると自然と口が緩みました。源泉は「煮川源泉」で通称美人の湯と言われ、高温で柔らかなお湯が特徴です。男女で造りが異なる「合わせ湯」は温泉成分を薄めず、自然冷却で適温にする伝統的な方法を採用しています。最もぬるい浴槽から最も熱い浴槽まで4段階あるのですが、私は下から2段目までしかお湯に浸かれませんでした。ぜひ挑戦してみてください。休憩所は広く、食事も可能なので帰る前の息抜き場所としても最適です。また、朝晩の草津温泉は一足早く肌寒くなるので、帰りは羽織る上着を準備しておくことをお勧めします。
アクティビティから癒しの温泉まで楽しめる草津温泉。お出かけの参考にいかがでしょう。