■サバを真空状態にしてスパイス漬けにする

スプーンで1枚ずつ、スパイスをすり込む
手で余分な空気を抜くと味が染み込みやすくなる
漏れたときのために2重で袋に入れる

 ビニール袋にサバを入れ、スパイスをスプーンですり込みます。このひと手間で、味が染みこみやすくなります。しっかり空気を抜くようにして、スパイス液とサバを密着させましょう。万が一、スパイスが漏れたときのために、袋を2重にして入れると安心です。

■ホイル焼きの準備をしましょう

じゃがいもは薄切りにすると火が通りやすい
レモンは輪切りにすると見た目が華やか

 じゃがいもは、洗ってから皮付きのまま5㎜ほどに薄くスライスします。マッシュルームは薄切りに、レモンは薄い輪切りにします。飾り用のパクチーはざく切りにしておきましょう。

■具材の重ね方のコツ

サバのサイズに合わせて具材をのせる

 続いて、アルミホイルをサバより長めにカットします。じゃがいもは、あまり重ならないように並べて、マッシュルームを間に置きます。

 野菜を下に敷くと、野菜から出る水分で蒸し焼きになるだけでなく、上にのせるサバの旨みやスパイスの味が野菜に染みこんで、さらに美味しくなります。

箸ではなく、ヘラで移動させるとサバが折れにくい
サバをのせたら包む前に野菜の位置を調整しよう

 野菜の上にスパイス漬けにしたサバを置き、レモンをのせます。残ったスパイス液は野菜にも回しかけましょう。

 クミンはサバの皮の上にのせると、仕上がりに粒感が出て綺麗です。