■起伏の穏やかな樹林帯を抜けて、御巣鷹山へ。目印はレーダー塔
最後の目的地、御巣鷹山までは開運山(三ツ峠山)から約20分、起伏の緩やかな稜線を歩いていくと目印のレーダー塔が見えてくる。
御巣鷹山山頂からの眺望はないが、山頂までの道のりには夏真っ盛りの青々とした樹林帯が広がっていて、気持ちよく歩くことができた。
御巣鷹山からの下山は周回するように登山道が続いており、三ツ峠山荘付近から登ってきた登山道と合流するようになっている。
〈登山ルート〉
三ツ峠山登山口⇒(1時間15分)⇒木無山⇒(25分)⇒開運山(三ツ峠山)⇒(20分)⇒御巣鷹山⇒(1時間20分)⇒三ツ峠山登山口
■夏の登山は紫外線、熱中症対策を万全に!
筆者が訪れたのは2023年の7月末。三ツ峠山は樹林帯の歩きが多いが、日差しの届く場所も多く、帽子や日焼け止めなど紫外線対策をしっかりしておこう。これに加えて夏は熱中症対策も必要だ。こまめな水分補給やエネルギー摂取、保冷機能を備えた水筒も忘れないようにしたい。夏山を楽しめるよう装備を整えたうえで、絶景の富士見登山へと出かけてみてはどうだろうか。
●【MAP】西川新倉林道県営駐車場