■河川の増水による釣りの中止

河川においては茶色の濁りの中で釣りをするのは危険(撮影:志田 こうたろう)

 河川で釣りをする場合、雨量によっては“そもそも釣りができるかできないか”という問題になる。特に水量の少ない支流や枝沢では、雨による水位の変化が顕著で鉄砲水となることも珍しくない。天気予報はしっかりチェックし、上流や山間部に雨雲が見えるようなら釣りを中止する決断も必要だ。

 楽しみにしていた休日の釣りを中止せざるを得なくなったら、 数日は釣りのことを考えるのも憂鬱になるほどだが、自然のことなので仕方がない。

■安全に雨の釣りを楽しもう

 雨天の釣りは気を付けなければならないことも多くあるが、魚種によっては釣果アップに繋がることもある。

 天気予報のこまめなチェックやレインウェアなどの準備を万全にして、“天の恵み”を求めに安全な雨の釣りを楽しんでみてはいかがだろうか。