■鶏肉を真空状態にして漬け込む

スプーンで1枚ずつ、スパイスをすり込む

 ジップ付き保存袋に鶏肉を入れ、スパイスを鶏肉の皮目と肉部分にスプーンですり込みます。丁寧にすり込むと、ムラなくお肉に味が染みこみやすくなります。

空気をしっかり抜くのがポイント
液だれ防止に袋を二重にしておくと安心

 スパイスをすり込み終わったら、ジッパー付きの保存袋に入れます。しっかり空気を抜くようにして入れると、まんべんなく味が染みこみやすいです。

 冷蔵庫に入れて、最低でも30分以上は漬け込むようにしましょう。

 この状態で冷凍しておけば、真夏の暑い日のBBQでもお肉が悪くなりづらく、保冷剤代わりにもなりますよ。

■味付け肉を焦がさずに焼くコツは「蓋」

蓋をして蒸し焼きにすると焦げずに火が通りやすい
焦げつきすぎないようにたまにチェックする

 フライパンに油を引き、鶏肉の皮目を下にして並べたら蓋をして、中火で約2分蒸し焼きにします。蒸し焼きにすることがポイントです。火が通りやすいだけでなく、お肉がしっとりとし、焦げつきにくくなります。

 裏返して中火で約3分焼き、再び裏返して、お肉に火が通ったらできあがり!

 このままでも美味しいですが、より本場の味に近づける場合は、最後に余計な脂分やソースを取り除いてから油を引き直し、皮目をパリッと焼いて仕上げるのもおすすめです。

 自宅で作る場合は、魚焼きグリルで皮目を上にして仕上げ焼きしても良いでしょう。

 強火にすると全体が焦げ付きやすいので、火加減には注意しましょう。

テフロン加工のフライパンだと、より焦げつきにくい
スパイシーな味がビールにぴったり

 今回はフライパンで焼きましたが、炭火で網焼きにするのもおすすめです。最初の2分はフライパンの蓋の代わりにアルミホイルをかぶせて焼くと、焦げつきづらく、火が通りやすくなります。

 そのまま食べても美味しいですが、ライムを絞って、玉ねぎスライスと一緒に食べるのもおすすめです。パンにはさんでサンドイッチにしたり、ご飯にソースごとのせて一緒に食べたり、小さめにカットしてサラダにのせても美味しいですよ。

 暑い夏にこそ食べてほしいスパイシーなチキン! 早速、次のBBQやキャンプで試してみてはいかがでしょうか。