コロナ禍においてアウトドアが注目され、キャンプブームが加速。しかし、2023年以降はコロナ収束とともに下火になったという声も聞こえてくる。では、現在のキャンプ場はどうなのだろうか。

 今回は2024年7月、海の日を含めた3連休に筆者が訪れた「ちとせ美笛キャンプ場」の様子をレポートする。

■予約開始10分で満場! 道内屈指の人気キャンプ場「ちとせ美笛キャンプ場」

魚とりや砂遊びを楽しむ子どもたち。支笏湖はこれまで20回全国1位に輝いた透明度を誇る

 今回筆者が利用したのは、日本屈指の透明度を誇る支笏湖の畔にある「ちとせ美笛キャンプ場」。札幌市内から車で1時間半程度の場所にあり、豊かな自然の中で水遊びが楽しめる道内でも人気のキャンプ場だ。

 筆者が予約を取ったのは、利用日2か月前の5月14日の午前9時。インターネット予約のみだが、予約開始10分後には満場の「×」印がホームページ上のカレンダーに表示されていた。

 あとでキャンプ場管理スタッフに話を伺ったところ、週末の予約はすぐに埋まってしまい、2024年の週末は当日飛び込みでのデイキャンプですら難しい状況とのことであった。