■梅雨入りまでに登っておきたいわけ

山頂周辺のシャクナゲ。今年の咲き具合はいまひとつとのこと
シャクナゲの時期にはイワカガミも見頃

 梅雨前の時期に登っておきたい理由としては、標高とルート的に梅雨明けはかなり蒸し暑くなりそうなことに加え、6月までは山頂周辺で白やピンクの美しい花を咲かせるアズマシャクナゲが見られるからです。

 この花を目当てに、毎年足を運ぶ登山者も多いのですが、常連さんが言うには残念ながら今年の咲き具合はいまひとつとのこと。しかし、例年の凄さを知らなければ、十分満足できるくらいのシャクナゲが咲いていました。

■下山後のお楽しみも満喫しよう

こんな具合に、登山口の看板をスマホで撮影していけば割引してもらえる

 下山後は、南相木村にある「滝見の湯」に立ち寄るのがおすすめです。

 登山口の看板をスマホで撮影して受付で見せると、入湯料が100円引きになり、なんと400円で利用することができます(2024年5月現在)。温泉施設はとても綺麗で、湯船の種類も多く、しかもサウナ付き。これで400円とは、かなりお得があります。

 食事やお土産探しは温泉の食堂もいいし、帰りしなに国道141号線沿いをパトロールするのも楽しいコースです。今回は、いつ覗いても地元民が多く集まっている人気店「レストラン141」で、名物の味噌カツと卓上コンロで焼き肉をしばいて帰りました。大満足。

 ぜひ、雨が降り始める前に御座山へ足を運んでみてください。