■「鴻ノ巣山」散策道を抜けて山頂へ

「鴻ノ巣山」散策道の案内

 「水度神社」の参拝を終えて「鴻ノ巣山」へと向かう。境内の奥に「鴻ノ巣山散策道」の案内があるので、案内に沿って山道を進んでいく。

 「鴻ノ巣山」は標高118mという小さな山で、300種類以上ものキノコが自生しているというアカマツなどの雑木林が広がっている。さほど険しくない緩やかな山道なので、ハイキング初心者でも楽に登ることができるだろう。

山火事予防のポスター

 ところどころで見かける山火事防止のポスターや看板は、どうやら地域の子どもたちがデザインしたもののようだ。かわいいデザインを見つけながら歩くのもまた楽しい。 

かわいいデザインの看板
「鴻ノ巣山展望台」からは城陽市内を一望できる

 約20分登ると、展望台に到着だ。筆者が訪れた日はあいにくの天気で霧がかかっていたが、晴れていれば城陽市内を見渡せる。展望台の近くには「さくら見台」という花見を楽しめる場所もあった。

■鴻ノ巣山運動公園を抜けて帰路に

地元の人に親しまれている「鴻ノ巣山運動公園」

 そのまま道なりに下山すると、「鴻ノ巣山運動公園」に到着。アスレチックやスライダーなどの遊具やカフェスペース、キャンプやバーベキューを楽しめる「LOGOS LAND」が隣接しており、週末は多くの家族連れで賑わう。大人はもちろん、子ども連れでハイキングを楽しむのにももってこいのスポットだ。

JR長池駅近くにある「PIE&SANDWICH 京都 大志万」の「熟成カレーパン」

 「鴻ノ巣山運動公園」を抜けて、JR長池駅へと帰路に着く。長池駅までは大きな道路が続いており、お店は少ないのだが、駅の近くにおしゃれなパン屋を発見。揚げたてアツアツの「熟成カレーパン」は絶品だった。有名な観光地や繁華街ではないからこそ、こういった食べ物やお店との出会いは格別に嬉しく感じる。

 ぜひ混雑知らずの京都の穴場・城陽で、緑に癒されるハイキングに出かけてみてはいかがだろうか。

 

【散策コース】
 城陽駅から長池駅へ(コースタイム約1時間50分)
 城陽駅 → 15分 → 水度神社 → 20分 → 鴻ノ巣山展望台 → 15分 → 鴻ノ巣山運動公園 → 30分 → 長池駅(休憩30分)

●【MAP】水度神社

※この記事の情報は2024年3月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。