●古法華池から馬の背へ
笠松山から下山すると舗装路に出る。ここを右折し、西へ少し歩くと古法華池に至る。池のほとりには休憩によさそうな場所がいくつもある。
続いて向かうのは「加西アルプス」名物スポット「馬の背」。「馬の背」は、古法華池に流れ込む小川に架かる橋の脇から登る。「馬の背コース」入口の唯一の目印は、多くの人が誤字を指摘する「馬の瀬」と書いてある道標。ここも「加西アルプス」の名物スポットになっている。唯一の目印なので登山者にとっては非常にありがたい道標だが、けっこう凝った作りなのに「背」より画数が多い「瀬」の誤字が印象的だ。
なお「馬の瀬」の道標から「馬の背」までは急登。振り返ると古法華池が真下に見えて美しい。
急登を登りきると「馬の背」に至る。ここは吊橋と人気を二分する「加西アルプス」の名所。迫力ある景色が左右に広がり、左側には笠松山全体が見渡せる。
なお「馬の背」は道幅もあり危険な場所ではないのだが、当然、端を歩くと転落する恐れがある。道の真ん中でも十分景色は堪能できるので、足元には注意しよう。
●下山
「馬の背」から小さなピークを3つ越え、善防山から「吊橋」のルートを横切り下山する。小さなピークの前後もなかなか眺めがよく、景色に飽きることがない。
最後に、善防山から吊橋のルートを横切り、右に善防山、左に笠松山を眺めながら下山する。