■子どもの意欲がきっかけ! おやじのブレイブボード挑戦
今回ブレイブボードに挑戦するきっかけとなったのは、筆者の子どもたち。ブレイブボードに乗りたいと懇願され、父としての威厳を示すべく、自分の分も購入したというわけだ。
ブレイブボードは、特殊なデッキ構造とローラーを持ち、足を固定して前後の動きを行うことで進む。スケートボードは平板状のデッキにトラック(ボードと車輪をつなぐ金属の部品)と車輪が取り付けられ、足で地面を蹴って滑走するため、その点が異なる。
ブレイブボードは360度回る特殊なローラーを使うため、スノーボードのエッジングやカービングターンに似た動きを再現できる。また、体幹を使ったバランス調整にも効果的で、オフトレとして注目が集まっている。
筆者は学生時代に一度スノーボードに挑戦したものの、滑るどころか“木の葉滑り”しかできず、あえなくスキーに転向した苦い思い出がある。
しかし、スノーボード上達のカギは「体幹強化」ということで、ブレイブボードを使った「ツイスト乗り」に注目し、これをマスターすることで今回はゲレンデを颯爽と滑れるのではないかと考え、筆者の挑戦がスタートした。
■体幹を極める!「ツイスト乗り」
ブレイブボードの乗り方の中で、特に体幹を必要とするのが「ツイスト乗り」である。両足を固定したまま、体幹を使って左右にスイングさせる動きが特徴。体幹を使って体の前後バランスを調整する点が、スノーボードのテクニックに共通している。
ボードを横に回転させながら滑走するために、スノーボードを滑る際の身体のバランス調整が向上し、ターンやスライドの技術が磨かれる。また、スノーボードでのカービングターンにも直結する。
●ツイスト乗りの方法
① ブレイブボードに立ち、両足をボード上でしっかり固定する。
② 後ろ足を軸に左右にスイングする動きを開始し、身体を絞るようなイメージでボードをコントロールする。
③ リズミカルかつ均等なスイングを意識しながら、徐々に動きを安定させていく。