<一億円超えの本マグロが登場!? 後編もチェック>

 自分が住んでいる千葉県から大間町までは、車で片道で10時間以上もかかる場所です。これはあまりにも非現実的距離なので、途中の東北エリアでもキャンプをしながら、遥か彼方の大間町を目指しました。

 じつは、あとから知ったことですが大間町の観光客は空港や新幹線の駅がある函館から船で訪れる人が多いらしく、車でわざわざ大間港までやって来る人は稀だそうです(笑)。いやー、車だと本当に遠かった。次に来る機会があれば、我々も函館から行くようにします。

■本州最北端のマグロの町へ

本州最北端の地の碑の前ではしゃぐ我々

 大間町に到着した自分と息子。目指す「大間崎テントサイト」は、近くに民宿や食堂などが建ち並ぶ街中にあります。訪れたのは12月末だったので、テントサイトの炊事棟は冬季閉鎖中。食事は近隣の食堂などで食べるのが良いかと思います(炊事棟は4月~10月末まででテントサイトは通年営業で予約なしで宿泊可能)。

 テントサイトから歩いて行ける場所には本州最北端の碑があり、最果て感がすごくあります。大間って本当に果ての漁港なんですね。

大間町の全景

 大間は冬場は強風の日が多く、体感的には気温の数字以上に寒く感じます。こんな日本海のしばれるところで日本一のマグロを釣っているかと思うと、それはそれできっとマグロも脂がのって美味しいんだろうなぁ、と思うのは自分だけでしょうか。