■キャンプ道具を軽くする方法3:焚火台の軽量化

元祖ともいえる歴史ある焚火台(撮影:川内 勇貴)
ニセグリルは薄くて軽いので持ち運びに便利(撮影:川内 勇貴)
スノーピークの焚火台の重さ(撮影:川内 勇貴)
ニセグリルの焚火台の重量(撮影:川内 勇貴)

 寒い時期のキャンプでは焚火台は必需品だ。スノーピーク焚火台Mを使用していたが、約13kgとかなり重く、キャンプ場のサイトで積み降ろしするだけでも一苦労だ。

 代わりに選んだのは、ピコグリルを模倣して作られたと思われる、いわゆる「ニセグリル」、多くのメーカーからたくさんの種類が出ている。720gと12kg以上の軽量化となる。持ち運びが楽になり、徒歩でのキャンプでも持ち歩けるため重宝する。

■キャンプ道具を軽くする方法4:持ち運びケースの軽量化

シェルフコンテナの重量(撮影:川内 勇貴)
ボストンバッグを使用するとテントと一緒に運べる(撮影:川内 勇貴)
ボストンバッグの重量(撮影:川内 勇貴)

 ギアを持ち運びするケースも軽くできる。キャンプをはじめたころに購入したシェルフコンテナは約3.52kgと、毎回持ち運びするにはかなり重い。

 現在、道具を持ち運びする際はボストンバッグを使用している。バッグの重量は560g。シェルフコンテナと比較すると約3kgの軽量化となる

 副次的な効果だが、ボストンバッグを使用すると肩から下げられるので、両手に他の道具も持てるため、道具の持ち運びも効率的になる。

■利用用途や性能を確認すると道具は軽くなる

 今回紹介した道具を軽量の物に変更するだけで、なんと20kg以上も軽くなる。誤解がないようにしたいのは、重い製品は丈夫さや、機能面で軽い製品にはないアドバンテージがあることも付け加えておきたい。

 自分に合った広さや、性能を考えて道具選びをして軽量化できると、荷物を運ぶストレスも軽減されて、快適なキャンプになる。何かと荷物の多くなる時期だからこそ、一つひとつの道具を軽量化するようにしたい。