■四季の変化が美しい

冬には渡り鳥である白鳥がやってくる(撮影:鈴山まき​​)
待ちに待った雪解けは美しい光景(撮影:鈴山まき​​)

 雪国の生活は大変なことも多いが、いいこともたくさんある。その一つが、四季の変化がとても美しいこと。雪景色はきれいだし、寒い冬を乗り越えたあとの雪解けも美しくすがすがしい。春になると花が一斉に咲き、夏は比較的爽やかだ。秋の紅葉も寒暖差のおかげか、とても鮮やかに色づく。

 地方に住んでいることもあり、家から車で1~2時間の範囲でもアウトドアを楽しめる場所が多い。春は高山植物を見に出かけ、夏は川や海で遊び、秋には紅葉狩り、冬はウィンタースポーツと、楽しくのびのび過ごしている。

■子ども(とくに低年齢)は、庭でたっぷり雪遊びできる

庭にかまくらを作って遊べる(撮影:鈴山まき​​)
近所の公園でそり遊びもできる(撮影:鈴山まき​​)

 雪国ではスキー場も家から近いことが多い。しかし子ども達はスキー場まで行かずとも、家の庭や近所の公園で思う存分雪遊びができる。雪国の子ども達も雪が大好きだ。

 雪かきしながら積み上げた雪でかまくらや滑り台を作れば、筆者の5歳の娘は大喜びで遊んでくれる。近所の公園や娘が通うこども園ではそりすべりもできるので、特別なお出かけをしなくても十分に楽しめるのだ。

■雪国生活は、慣れれば楽しいこともたくさん

 大変なことが多い雪国の生活。筆者も慣れるまでは戸惑うことも多かったが、慣れてしまえばとてもいい場所だと感じている。特にアウトドアやウィンタースポーツが好きな人には、きっと楽しい生活になると思う。大変なことも楽しみつつ、これからも雪国で暮らしていきたい。