⚫︎その3 傾斜になっている場所
場所によっては、駐車場が傾斜になっていることがある。そこに車を停めてしまうと、ご飯が食べづらいだけでなく、なんといっても寝にくい。総合的に考えて、過ごしにくいため、平らな場所を探すことが必要である。
山の中にある小さな道の駅を利用したとき、平らな場所が2か所しかなかったことがある。過ごしにくいため移動を余儀なくされることもあり、事前にネットで調べる方がよい。
⚫︎その4 トイレの近く
トイレの近くは便利そうに感じるが、人の行き来が多いため気になってしまう。また、話し声が聞こえることもあるため、近すぎる場所はおすすめしない。とはいえ、遠すぎるとトイレに行くときに不便に感じてしまう。
トイレから30〜50m離れたところがほどよい距離でおすすめ。しかし、雨の日は雨の音で雑音が気にならないため、トイレ近くに停め濡れないことを優先しよう。
⚫︎その5 大通りに面している道の駅
大きい通りに面している道の駅は、遅い時間でも車がよく通り音が気になってしまう。また、夜の大通りでは、大音量でバイクを走らせている光景も目にするため、騒音で気が滅入ってしまう。
以前、車中泊をしようと決めていた道の駅をネットで調べた際、バイクの音がうるさいという書き込みを見つけたが、気にせずそのまま利用することに。しかし、ネットの内容通りバイクの音がうるさく、なかなか眠れなかった経験がある。
静かな夜には、車の音やバイクの音が響きわたるため、大通りに面していない道の駅を探そう。
■駐車する場所のポイント
前述を踏まえ、駐車する場所を決める必要がある。道の駅の構造や雨の日など例外はあるが、筆者の経験上、車の通る音やトイレ付近での雑音が少なめなことから、出入口とトイレの中間地点がおすすめ。
また、キャンピングカーの近くも安心だ。トイレなどの設備が完備されているキャンピングカーも多く、公共のトイレを使わない分、夜も静かなことが多い。なお、駐車する際は、一度外に出て、車の中からではわかりにくい傾斜など周囲を確認しよう。この一手間が快眠へと繋がる。
■車中泊ができる施設でも快適な睡眠をとろう!
車中泊は普段と違う場所のため、ちょっとした音が気になってすぐに目が覚めてしまう。しかし、道の駅の車中泊ができる施設を使用する場合でも、いかに睡眠の質を高めるかで翌日のコンディションが決まる。しっかり睡眠をとり、運転やアウトドアに支障がでないようにしよう。