10月28日(土)から一般公開される「Japan Mobility Show 2023」(以下ジャパンモビリティショー)では、今回はじめて「キャンピングカーエリア」が登場します。日頃のアウトドア遊びで虫や土に触れることは得意とする反面、キラキラした“近未来形のクルマ”には、正直なところ気後れするのですが……これならば! と会場に赴きました。
■ビッグサイト「東8」エリアが「キャンピングカーエリア」
とにかく広い「ジャパンモビリティショー」の会場。「東京ビッグサイト」の14ホール分、1階と4階、屋外も使用して開催されています。目指す「キャンピングカーエリア」は「東展示棟」の「8ホール」です。
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出展ブースは約21社。各地で開催されているキャンピングカーショーと比較するとやや少ない印象ですが、フルコンやトレーラーから軽キャンまで、ひと通りの車両タイプが展示されています。日ごろから気になっている車両をゆっくり確認するにはちょうど良い機会です。
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遠方への移動手段やレジャーだけでなく、災害時の住居やワークスペースとしての活用など、キャンピングカーがユーティリティに優れていることは、すでに浸透しつつあります。さらにユーザーのニーズに近づき、より特徴を持たせた車両が展示されていましたので、紹介したいと思います。
■カスタム中古車「CORDE by」より販売予定の「The Crewvan」
若い世代のカルチャーに向けて立ち上げられたトヨタのチャレンジングプロジェクト「Drive Your Teenage Dreems.」の中でアイコンカーとして人気を集め、ファンから販売を熱望されていたマットブラックのハイエース。2024年の春「The Crewvan(ザ クルーバン)」として「CITY LIFE」と「OUTDOOR」の2ラインで販売が開始されます。発売に先駆けての一般展示は今回が初めてだそうです。
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トヨタグループが手掛ける「CORDE by(コーデバイ)」という受注生産式の、カスタム中古車ブランドの一環なので、架装のベースとなる車体の状態や、保障、メンテナンスはトヨタユーゼックと同水準というのが嬉しいところ。車に詳しくなくても安心と評判なのだそうです。
コーデバイのネーミングは“コーディネート、バイだれそれ”や、“バイどこそこ”という意味で、企業コラボや個人ユーザーのカスタマイズで、さまざまに遊びを楽しんで欲しいとの思いが込められているとのこと。インテリアや荷室はシンプルに、街乗りからストリート、外遊びに「カッコよく行こう」というコンセプトがよく伝わってきます。
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