■ゴンドラについて

 雲海テラスには、ゴンドラでアクセスする。星野リゾート トマムの宿泊客でなくても雲海テラスには行くことができるので、毎朝ゴンドラが動き出す時間前に大勢の人たちが行列を作っている。山頂までの待ち時間を効率よく過ごしたいなら営業開始の30分前には到着していたい。

【雲海ゴンドラ】
住所:北海道勇払郡占冠村中トマム
電話:0167-58-1111
営業時間: 
(A期間) 5月: AM5:00~7:00
(B期間) 6月~8月、10月:AM 5:00~8:00
(C期間) 9月: AM4:30~8:00
※いずれも上り最終乗車時間
料金:1900円
(未就学児無料、購入当日は何度でも乗車可能)

URL:snowtomamu.jp/summer/unkai

■【MAP】雲海ゴンドラ

■雲海テラスの写真映えスポット

 雲海テラスの映えスポットを順番に紹介しよう。雲海テラスでは、いくつかのスポットから雲海が見られる設定になっている。刻一刻と動き続ける雲海や朝日をさまざまな角度から楽しめるのが魅力だ。

人気のCloud Barは席数が少ないため待ち時間の覚悟が必要(提供:星野リゾート トマム)

 少し高い位置に設置された大きなバーカウンターのようなテーブルと椅子に座って雲海を見ることができる「Cloud Bar(クラウドバー)」は、特別な浮遊感のなかで絶景を眺めることができるとあって人気だ。ただし席数が少ないため、空席待ちの列が途切れない。

Cloud Walkで雲海を楽しむ人々(撮影:分銅英雅)

 「Cloud Walk(クラウドウォーク)」は雲の上を歩くような感覚を味わえるテラス。吊り橋のように少し揺れるので、高所恐怖症の人は心構えが必要だ。

空中にせり出したSky Wedge(撮影:分銅英雅)

 「Sky Wedge(スカイウェッジ)」は少し空中にせり出した展望台で空中に浮かんでいるような感覚が味わえる。ここも人気のテラスで写真を撮る人で順番待ちの列ができていた。

Cloud Poolで雲の上の浮遊感を味わう(撮影:分銅英雅)

 展望スポット自体が雲のデザインとなっているのが「Cloud Pool(クラウドプール)」だ。雲の上から雲海を眺めるというちょっと不思議な感覚を味わえる。こちらはテラスそのものが絵になるため、雲海と一緒に撮る人も多い。

雲の粒をイメージしたCloud Bed(提供:星野リゾート トマム)

 最後は雲の粒をイメージした「Cloud Bed(クラウドベッド)」。座ったり寄りかかったりできる椅子とクッションを合わせたようなデザイン。雲の粒に乗って雲を眺めるようなイメージだ。筆者が訪れた日はちょうど日の出時間で多くの人々がこの場所から日の出を眺めていた。

雲海と朝日のコラボレーション(撮影:分銅英雅)
美しい雲海上の朝日(撮影:分銅英雅)
帰りのゴンドラから見た雲海(撮影:分銅英雅)

 一通り見たあとにゴンドラで下山。ゴンドラからも雲海が間近に見えていた。