読者の皆さんは、キャンプをして、早朝には雲海を見られる夢のようなキャンプ場をご存知だろうか。ここは高知県大豊町の「ゆとりすとパークおおとよ」。山の頂上付近にありながら、高知道・大豊ICからは車で20分ほどの好立地でアクセスがいいのが特徴だ。今年の4月にはマウンテンバイクの大会も行われて多くの県外客で賑わった。

 今回は高知県民の筆者が、雲海が見えるキャンプ場として人気のゆとりすとパークおおとよと周辺の立ち寄りスポットを紹介する。

■雲海が見えるキャンプ場として人気の「ゆとりすとパークおおとよ」

人気のうんかいデッキからは周辺の山々に雲海を眺められる

 四国の真ん中、高知県大豊町。四国山地の中にある大豊町は標高が高く、夏でも暑さを忘れさせてくれる立地だ。その中でも標高750mに位置するのがゆとりすとパークおおとよ。園内にはフラワーガーデンやキッズ遊具、キャンプスペースがあり、気象条件によっては雲海を見ることが可能だ。

雲海の上に立つ宮殿のような雰囲気が出ているゆとりすとパークおおとよ

 まず紹介するのが、ゆとりすとパークおおとよの名物「うんかいデッキ」。雲海を眼下に、記念写真が撮れる場所となっている。

1区画のキャンプスペースは広く小さいテントなら、2つ張ることも可能だ(撮影:西野くに)

 “キャンプ場”というと、初心者には少しハードルが高いイメージがあるかもしれないが、ゆとりすとパークでは自分でテントを張るサイト以外にも、ログハウスやコテージもあるので気軽に滞在できる。特にコテージには浴室もあり、快適に宿泊をすることが可能だ。テントサイトにはコンセントもあり、キャンプ中に携帯の充電が切れる心配もなく安心して過せる。

テントサイトでは1区画ごとに車の駐車スペース、流しとBBQ台がセットされている