●3. 昼から焚き火
キャンプの過ごし方として人気が高い焚き火を昼から楽しむのもおすすめ。時間に余裕のある中級者は、周りが設営だ、料理だとバタバタしている脇で、まったり焚き火をしてみよう。
自分だけ時間がゆっくり進む感覚は、いつも以上に非日常感と癒しを与えてくれる。
昼焚き火は夜と違ってそこまで寒くないため、暖を取るための大きな火は不要だ。薪の消費を少なくできるのも魅力。
●4. ハンモック
中級者でもなかなか手の出しにくいハンモック。理由としてはちょうどいい間隔の木が必要なため設営場所が限られること、テント代わりに使用する際の荷物置き場の確保が難しいことなどが挙げられる。
それでも今回おすすめする理由はその快適さだ。独特の浮遊感を味わいながら寝そべったり椅子代わりに使用できる。
設営場所の問題さえクリアできれば設営自体は簡単なため、宿泊のテントは別に用意しつつ、コットや椅子の代わりとして活用してほしい。
普段とは一味違う時間の過ごし方として、年齢問わずソロキャンにもグルキャンにもおすすめだ。
●5. 天体観測
キャンプ場は街中に比べ明かりが少ないため、天体観測に最適。標高の高いキャンプ場であれば尚更だ。
普段、星を見ることはあってもあれは何座だろう、とか、あの明るい星はなんだろうとゆっくり見上げる時間は少ない。
せっかく大自然でキャンプを楽しむのであれば、夜も満喫してほしい。焚き火を眺めることもタープの下で酒を飲みながら雑談するのも最高なのはわかる。
ただ、ほんの少し重い腰を上げ、星が見やすい場所に歩くだけで普段とは違う景色に出会えるだろう。今はスマホで天体観測用のアプリもあり、大人も子どもも楽しめるためおすすめだ。
■まとめ
キャンプの楽しみ方は人それぞれで正解はない。自分なりの過ごし方を自由に選択できるのが醍醐味である(もちろんルールやマナーは厳守したうえで)。
思うに、中級者キャンパーは慣れると自分なりのルーティンが出来上がる方が多いのではないか。それでも自分の知らない知識や経験が、より一層楽しさを教えてくれることもあるだろう。今回のおすすめ5選がそのきっかけになれば嬉しい。