■スイートコーンを合わせて北海道らしさを強調
米1合をメスティンで炊く。米にはあらかじめスイートコーン(北海道産の缶詰)と千切りピーマンを混ぜておいた。スイートコーンは北海道らしさを強調するためで、ピーマンはジンギスカンでよく使われる野菜だからだ。本当はモヤシも入れたかったけど、常温で持ち運ぶと傷みやすいのであきらめた。
炊飯時にメスティンのフタが熱くなるのを利用して、缶詰を温める。さきほど撮影のためにフタを開けたので、フタ代わりにアルミホイルを被せておいた。その隣には卵を入れたシェラカップを置き、目玉焼きにトライする。あとでトッピングに使うつもりだ。
■タレも残さずごはんにかける
ごはんが炊けて蒸らしタイムも終わったら、目玉焼きとジンギスカンをトッピングする。目玉焼きはシェラカップの底にくっついたが、焦げつきはしなかったので、まあまあ成功である。
ジンギスカンは温まったことで本来の匂いがよみがえり、ぐいぐいと食欲をそそってくる。缶底に残った甘辛そうなタレも、余さずごはんに回しかけた。
■タレの味付けが素晴らしい
かくのごとし、ジンギスカン飯の缶成であります。米1合につき缶詰1缶でちょうどいい量だった。
ジンギスカンといえば羊肉だから、この缶詰も羊肉特有の匂いはある。でも、それがかなりマイルドである。歯応えも柔らかいので、原料にラム肉(生後1年未満の羊肉)を使っているのかもしれない。僕はもっと臭くても平気だけど(むしろ好き)、これなら羊肉が苦手な人でも食べられそうだ。