くろんどの森 最高峰「普見山」から「交野山 」へ

 くろんどの森までやってくると、比較的涼しいトレイルはここまで。ここからは木陰の少ない、灼熱の太陽に照らされたトレイルが続きます。この後のビールが最高に美味しくなるスパイスだと思えば、カンカン照りも楽しく素敵な演出だと感じられるはずです!

普見山山頂手前、目を細めて優しく見守る「ニコじいストーン」

 まずは標高319mと、今いるくろんどの森の最高峰・普見山(北生駒山)へ向かいます。山中には由緒正しい山寺・獅子窟寺もあります。

 この山頂手前では「ニコじいストーン」がお出迎えです。山頂の目印は、鉄塔とその下にある三頭三角点。眺望がない山頂なのがちょっと残念ですが、眺望の楽しみは次の交野山(こうのさん)に残して先を急ぎます。

山頂にそびえる鉄塔……
三等三角点

 この先は、くろんどの森のキャンプ場、近畿自然歩道を通り、一旦奈良県の県境の車道を抜けて、交野山へと向かいます。信仰の山として昔から地域に愛されている交野山山頂には観音岩と呼ばれる巨石があり、トレイルの途中には鳥居で神域への境界がきちんと区画されています。

近畿自然歩道のコースをたどり、一旦奈良県に入り、県境を進む
残念なゴミ「奈良サイダー」空き瓶を回収。店もないのになあ
山頂が神聖な場所であることを意識させてくれる鳥居