今年も山、海と、アクティブに繰り出したくなる夏がやってきた。コロナも引き続き注意は必要だが、1〜2年前と比べるとソトアソビを楽しめるようになり、アウトドア好きにとってはここ数年我慢していた気持ちを爆発させたいのは言うまでもない。

 そこで気をつけたいのが「事故」だ。アウトドアでは注意を怠ったり、知識がなく誤った対処法で命の危険を及ぼすことも少なくない。なかでも、海辺でのレジャーやウォーターアクティビティではより注意が必要。今回は、海上保安庁が注意喚起している人気ウォーターアクティビティを安全に楽しむポイントをチェックしよう。

■安全にウォーターアクティビティを楽しむために

①気象・海象情報の収集(カヌー・SUP等)

事前の情報収集が安全に楽しむポイント

 安全にウォーターアクティビティを楽しむために、気象や海象情報の収集は重要。事前に地方自治体ホームページを確認したり、現地で情報収集するだけで水難事故を避けられる。家族連れやグループで楽しむときは情報共有も重要だ。

②技能・経験不足や過信(水上オートバイ・カヌー・SUP・ミニボート等)

道具の性能や使い方を事前に学ぶことも事故回避には重要(撮影:大善亨)

 水上オートバイやミニボート、SUP、カヌーは、道具の性能・事前点検、転覆した際の復帰や回避方法をあらためて確認しよう。当たり前のことだが、このひと手間が事故を未然に防ぐのだ。