日差しが強まり、気温が高い日が増えてきた。いよいよ夏の到来だ。蒸し暑さはつらいけれど、レジャーが多い夏は「どこにでかけようか?」とワクワクもする。涼を感じる観光地となれば、やっぱり高原レジャーが最高だ。自然豊かな環境に加え、アクティビティも豊富でキャンプ場も完備していれば泊りでアウトドアを楽しめる。冬にスキー場営業をしている施設なら、設備が充実していて何かと便利。たとえばどんなメリットがあるのか、その快適さ&楽しさを紹介していきたい。

■【メリット1】高原は夏でも清涼。リフトやゴンドラも利用できる

つがいけマウンテンリゾートは標高1,900mまでロープウェイで上がることができる

 冬季のスキー場営業もある高原は標高が1,000mを超える場所も珍しくない。夏季もリフトやゴンドラ、ロープウェイを運行している場合もあるので、子どもやシニア、山登りの経験がない人でも、標高の高い山の上まで楽々アクセスできてしまう。冬に比べて雪がない分、より高度感が味わえて、山並みや山麓の風景を眺めながら空中散歩を楽しめる。

 自然の恵みにあふれた高原は、晴れた日でも蒸し暑さが少なく、木陰に入ればとひんやりしていて涼しい。吹く風も爽やかで、屋外でも快適に過ごせることが何よりうれしい。なかには、湿原を散策できるなど自然をより身近に感じられる高原もある。

■【メリット2】絶景テラスなどビュースポットも豊富

展望テラスから南魚沼の田園風景を一望できる石打丸山スキー場の「ザ・ヴェランダ石打丸山」

 標高の高い場所、ということは見晴らしがよいロケーションに恵まれているということ。眺望のよいテラスを設置している施設も多く、景色をのんびり楽しみながらカフェメニューを満喫、なんて優雅な時間も味わえる。

 パノラマに広がる山並みや、山麓に広がるのどかな村落など、その土地ごとに風景を楽しめ、時期によっては残雪をいただくダイナミックな山の景色に出合えることも。大自然の絶景を眺めていると時間の流れがいつもよりゆっくりと感じられ、心身が癒されていくようだ。

■【メリット3】楽しいアクティビティも満載!

斑尾高原のジップラインは11コースを完備。ガイド付きのアドベンチャーツアーもある

 夏のゲレンデの特徴のひとつが、コースを活用した広々スペースでアクティビティを楽しめることだろう。施設ごとに多種多様なアクティビティを整備し、パターゴルフやジップライン、マウンテンバイク、カートなど、大人はもちろん子どもも楽しめるものが充実。

 なかには、ウォーターアクティビティやホーストレッキングなど、なかなか体験できないアクティビティを用意する施設も。このほか、ドッグランを完備するなど愛犬家にもうれしい設備が増えている。

■【メリット4】快適環境でキャンプを楽しめる

OZE-HOSHISORA GLAMPING&CAMP RESORTのグランピング施設では、快適な丸型ドームテントに滞在

 夏のゲレンデを活用してキャンプ場を営業する施設もある。ここで注目したいメリットが、もともとスキー場営業している施設は、設備が非常に充実している点だ。キャンプ場であるとともに「高原リゾート」でもあるため、直営ホテルやレストラン、温泉があるなどさまざまな付帯施設を利用できるので、キャンプ初心者でも快適に過ごせる。施設によっては用具のレンタルにも対応しているので確認してみよう。

 なかには、テントの設営やバーベキューの用具や食材まで用意してくれる豪華なグランピング施設を体験できるところも。また、テントサウナを利用できたり、愛犬と一緒に泊まれるサイトがあったり、施設ごとに特色がある。

■夏こそ高原レジャーに出かけよう!

遊びや食が充実した高原レジャーはファミリーにもぴったり(写真:斑尾高原)

 リフトやゴンドラ、ロープウェイの空中散歩や、テラスからの絶景。楽しいアクティビティや自然の中で過ごすキャンプまで、夏の高原にはさまざまな遊びが待っている。施設によってロケーションや用意されている設備は異なるが、家族や仲間、愛犬と、それぞれの過ごし方ややりたいことに合ったベストな場所がきっと見つかるはずだ。この夏は、涼を求めて高原レジャーに繰り出そう。

 

●【各施設へのリンク】

サンメドウズ清里(山梨県)の記事はこちら
ザ・ヴェランダ石打丸山(新潟県)の記事はこちら
つがいけマウンテンリゾート(長野県)の記事はこちら
斑尾高原(長野県)の記事はこちら
OZE-HOSHISORA GLAMPING&CAMP RESORT(群馬県)の記事はこちら

 

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