■森の遊び方 その3:ハンモック

木が2本あるだけで、極上の森のベッドが完成。森との一体感を味わえる(撮影:やまとわ)

 参加者がいつでも寛げるようにと、イベント当日は森の中にいくつものハンモックが設置された。宙に浮かぶハンモックに身を預けて、木々を見上げながらする昼寝は最高の癒しだった。ハンモックには自立式のタイプもあるが、森に持ち込むなら軽量な吊り下げ式のハンモックがおすすめだ。

蚊帳付ハンモックなら、虫の心配をせずに安眠できる(撮影:松元麻希)

■森の遊び方 その4:チェアリング

森の中でイスに腰掛け、読み聞かせをする親子。子どもの感性を育むには充分すぎる体験だ(撮影:やまとわ)

 ハンモックに加えて、イベントでは本棚やイス、テーブルも森の中に用意されていた。ここまで用意できなくても、たとえばイスを一脚持ちこんでみて、本を読んだり、コーヒーを飲んだり、音を奏でたりなど、自分がいちばん心地よいと感じることをしてみよう。いつも以上に時間がゆっくりと流れ、五感が研ぎ澄まされていくのを実感できるに違いない。

1日限りの森の図書館。イスやテーブルは、イベント主催のやまとわが手掛ける家具ブランド「パイオニアプランツ」の商品で、アカマツの間伐材が材料として使用されている(撮影:やまとわ)