■上流に近づくと木陰も点在

石倉休憩所(前橋手間)(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 埼玉県内では日差しを遮る所がないが、群馬県に入るとサイクリングロード沿いの所々に木が生い茂っている。日差しの強い日にはとてもありがたく、サイクリングロードのオアシスと言ってもよい。

前橋付近では道路が利根川に接近する(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 前橋付近では川に接近したロケーションになり、身近に涼を感じられる。川のせせらぎがなんとも心地よく、ここまで走ってきた疲労が癒される。

 バードウォッチングもまた利根川サイクリングロードを走る魅力の1つ。筆者もここまで走ってくる途中、鳶、ウグイス、コジュケイ、キジなどさまざまな野鳥に遭遇した。

■サイクリングロード沿いに無料の足浴場を発見

ロード沿いの日帰り温泉「道の駅よしおか温泉」(撮影:ブラボーマウンテン編集部)
無料で開放されている足浴場(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 終点に近づくあたりで足浴場を発見。うれしいことにこの足浴場は無料で利用できる。筆者も利用し、踵がつるつるになった。

●道の駅よしおか温泉

住所:群馬県北群馬郡吉岡町漆原2004番地
電話番号:0279-54-1221
足湯営業時間:10:00~18:00

URL:道の駅よしおか温泉 (yoshioka-onsen.jp)

利根川サイクリングロード終点(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 朝9時に出発してから7時間。(走行5時間、休憩2時間)ついに終点に到着。渋川付近はやや勾配だったものの、ほとんどが平坦な道であったので初心者にも走りやすい。

 休憩スポットは決して多いとは言えないが、サイクリングロードから降りればコンビニが点在するので安心だ。

 終点まで完走してみるのもよし、休憩所までの短い区間を走ってもよし。利根川サイクリングロードは自転車で走る楽しさを存分に味合わせてくれる、そんな道路であった。