■レインウェアの選び方
おすすめは、レインウェアのかかとにゴムが付いているもの。ゴムを靴の底に通せば裾が上がってこないので、汚れが入りにくい。レインウェアとセットで長靴を履かせると最強だ。
購入時は少し大きめサイズを選ぶと長く使えるだけでなく、寒い時期にはアウターの上から着せることもできる。
おむつをしている子はつなぎタイプを選ぶと、お腹や背中が出ないので安心。ハイハイやよちよち歩きの子も、思いきり遊ばせられる。筆者の娘は1歳半~3歳半までつなぎタイプを使っていた。
おむつが外れたら、上下別タイプのレインウェアにするとトイレに行きやすい。派手に汚れるのは腰から下が多いので、ズボンはレインウェアを履かせたい。
雨でなければ上着はウインドブレーカーでもいいだろう。撥水性はレインウェアよりも劣るが、軽くて動きやすく汚れもかなり防げるので、活発な子におすすめだ。
■子どもにレインウェアを着せるときの注意点
ここまでレインウェアのおすすめポイントを紹介してきたが、注意点が3つある。
●1. 黒いレインウェアは避ける
汚れを気にして黒を選びたくなるかもしれないが、黒は蜂などの危険な虫が寄ってくるのでアウトドアでは避けたい。青や茶色など黒以外の濃い色なら、安全で汚れも目立たない。
●2. 熱中症に注意する
レインウェアは熱がこもるので、気温が高いときは熱中症の危険がある。子どもが暑そうなら、体調管理を優先してレインウェアを脱がせよう。
●3. 無理をさせない
レインウェアのガサガサ感を嫌がる子もいる。そのときも無理をせずに脱がせよう。
意思疎通ができる年齢なら「これを着たら泥んこになってもいいよ」などポジティブな声かけをすると着てくれるかもしれない。
■アウトドアでは着替えを気にせず、楽しい時間を!
レインウェアは、インターネットや子ども用品店などで手に入る安いものでOK。つなぎタイプは「プレイウェア」という名前で売られていることもあるので探してみよう。
アウトドアで子どもにレインウェアを着せたら汚れる心配が少ないので、大人も心穏やかに過ごせて片付けも最小限。「楽しかったね」と語り合う時間もできて最高だ。
大人も、子どもの水遊びや泥遊びのとばっちりを受けることが多いため、汚れてもいい服装で楽しもう。