■地獄のぞき・日本一の大仏様が見どころ「日本寺」

木々に囲まれた日本寺

 鋸山ロープウェー・山頂駅から日本寺・境内入口(西口管理所)までは歩いて約15分。日本寺は約1300年の長い歴史を持っており、境内の広さはなんと東京ドーム7個分というインパクト。境内巡りの所要時間は約2時間で、山の斜面に位置しているために階段が多いことが特徴だ。

 寺全体が木々に囲まれており、涼しい風に当たりながらハイキングを楽しめる。整備された道がほとんどだが、長い石の階段や一部木の根が張り巡らされた不安定な道も。特に西口管理所から入り、地獄のぞき・山頂展望台エリアへ向かう道の階段が急勾配で登るのに一苦労だ。

日本寺・地獄のぞき

 そんな日本寺最初の見どころはスリル満点の「地獄のぞき」だ。落ちたらひとたまりもない「地獄」のような絶壁をのぞくことができる。地獄のぞきに立つ人を見ているだけでも足がすくむほどの高さだが、地獄のぞきからしか見られない開放的な景色がある。

 地獄のぞきに立つまでの道は階段ではなく、アスレチックのような石の斜面になっているため、立つだけでもなかなかのハードさ。恐怖に打ち勝ち、ぜひチャレンジしてみてほしい。