続いて蔵王温泉をレポートします。蔵王温泉は、1900年もの歴史がある日本を代表する温泉地の一つで、多くの観光客が訪れます。また、200円で温泉に浸かれる共同浴場があるほか、周辺の蔵王連峰の山では夏はハイキング、冬はスキーなどのアクティビティが楽しめる人気スポットです。

■自噴している温泉を堪能できる「かわらや」

 お風呂の浴槽の真下になんと源泉の噴き出し口があり、それを直に体感できることで有名な「かわらや」さんを訪れました。蔵王温泉バスターミナルから徒歩5分の「かわらや」さんに近づいていくと、周辺の道からはもくもくと湯気が立ち込めていて、いかにも温泉街といった雰囲気。

蔵王温泉街にある「自噴源泉・すのこの湯 かわらや」
温泉街の道路脇からは湯気があがる

 入浴料(大人500円、小人300円)を支払い、小ぎれいな湯上り処を抜けて階段を降りていきます。浴室は木造りで天井が高くとっても雰囲気があります! 浴室は全体でだいたい6畳くらいの大きさでしょうか。

お食事処もある綺麗な小上がり
浴室内は湯気が立ち込めていて雰囲気抜群

 浴室奥にある扉を開けると洗い場になっていて、備え付けのリンスインシャンプーとボディソープもあります。

体を清潔にしてからお湯に浸かりましょう

 温泉の温度は熱め。43度くらいでしょうか。浴槽の床は、隙間が空いたすのこ状になっているので、その奥から熱い源泉が湧き出ているのが目で確認できます。隣の男湯と浴槽自体が繋がっていて(もちろん仕切りはあります)、すぐ近くで地元の方と思われるおじいちゃんたちの会話が聞こえてきました。お湯が熱いので、冷水シャワーとの交代浴が大変気持ちよくオススメです。

 ドライヤーはフロントで借りることができます。温泉の成分で使えなくなってしまうそうで、使用は脱衣所ではなくフロント横の洗面台で。なお、「かわらや」の隣には同じすのこ作りのお風呂に入れる共同浴場(入浴料200円)があります。

●「自噴源泉・すのこの湯 かわらや」について

住所:〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉43番地
電話:023-694-9007
営業時間:9:30〜19:00
定休日:木曜日

公式HP:https://www.kawarayaga.com/

■開放感あふれる露天風呂が魅力の「源七露天の湯」

三角の屋根が目印の源七露天の湯

 続いて訪れた「源七露天の湯」は、「かわらや」から徒歩5分。大きな露天風呂と、豊富な湯量が人気の温泉施設です。筆者が訪れた日は女性の利用者は20名ほどで、男性は満杯で数名入場制限をしていました。

ドリンクやお土産も売っているフロント

 女湯の脱衣カゴはざっと30個はあったので、比較的多くのお客さんを受け入れているようです。浴室にはリンスインシャンプーとボディソープが備わった3つのシャワーブースがあります。内湯ももちろん温泉ですが、こちらの最大の魅力は、なんといっても開放感あふれる露天風呂でしょう。

内湯の窓からも外の景色を眺められます

 露天風呂は、温度はだいたい38度前後、優しく心地よい肌触りの温泉です。2月に訪れた時には、雪が積もった山肌や広い空、建物の三角屋根が風情を感じさせてくれました。ただし、温泉成分が強く、無意識に顔を触ると目が開けられなくなるほど刺激があったので、敏感肌の人は上がる前にシャワーで流すことをオススメします。翌日になっても体からほんのりと硫黄の香りが漂うほどでした。

開放的で大きな野天風呂

●「源七露天の湯」について

住所:〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉862-1
電話:023-693-0268
営業時間:10:00~19:00
定休日:不定休

公式HP:http://www.zao-gen7.com/

 

 いかがでしたでしょうか。ラーメン消費量1位の山形県で、三者三様のラーメンを楽しむことができました。どのラーメンもくどくなく、女性でも食べやすいのでオススメです。温泉と合わせてお出かけの参考にしてもらえたら嬉しいです。