■高速道路でのおすすめの走り方

行動が制限されやすい高速道路の右車線(撮影:BRAVO MOUNTAIN編集部)

 家族でドライブする時は、やはり左側車線を走行するのがおすすめ。渋滞が発生している最中でも、パーキングエリアやサービスエリアへスムーズに出入りできるからだ。

 ドライバーが疲れた時はもちろん、子どもがトイレに行きたくなった時など、すぐに対応できるよう左車線を走行しよう。

 最近の車には、前の車に追従するタイプのアダプティブクルーズコントロールが備わっている。過信は禁物だが、アクセルとブレーキの操作が自動で行なわれ、ドライバーの負担を軽減させてくれるのも事実だ。

 この機能に限らず、運転者を支援してくれる機能が付いている車に乗るときは、積極的に活用してほしい。

■安全運転で楽しいドライブを

安全に帰宅できてこそ楽しいドライブとなる

 渋滞している高速道路を走る際の心構えは、焦らず落ち着いて運転すること。焦って先に進もうと右車線を走ろうとするが、実は有効ではないこともおわかりいただけただろうか。楽しいドライブを楽しい思い出で終わらせるためにも、安全運転を心がけよう。

 また、出発前には日本道路交通情報センターや各高速道路会社が発表している渋滞予想、サイトで解説されている渋滞回避のポイントを、事前に確認しておくこともおすすめする。