暖かい陽気が続いて、アウトドアに適した気候になってきましたが、まだまだ夜は冷え込むこともあります。そんな時に手軽に温かい料理が作れるレシピを知っていると、自宅でもキャンプでも重宝しますよね。

 今回は、たくさんの調味料を用意する必要がなく、温めるだけで本格的な味わいが再現できる市販の麻婆ソースを使って「麻婆茄子かた焼そば」を作ってみます。

■市販の麻婆茄子の素を合わせ調味料として使ってみよう!

肉や野菜を自分で足すタイプの商品をチョイス

 市販の麻婆茄子の素は、濃いめの味付けで、ご飯はもちろん、麺に合わせるのにもぴったりです。

 自分好みの具材を足して、合わせ調味料として使うのにも便利です。調味料をいろいろと用意しなくても簡単に味が決まるので、キャンプ向きな食材です。適度なトロみがついているので、片栗粉を使う必要もないんです。野菜の切り方を工夫してボリューム感をアップすると、手軽にメイン感が出るのでおすすめですよ。

 それでは、早速作ってみましょう。

■加熱時間は野菜のカットに合わせる

格子状に切れ目を入れると見た目と火の通りが良くなる

  なすはヘタを落として、縦半分に切り、皮目に格子状の切れ目を入れます。見た目のボリューム感や食べ応えがアップするので、なすは大きくカットするのがおすすめです。

 火が通りやすいようににんじんは短冊切り、ピーマンは細切りにし、長ねぎはみじん切りにします。

なすは火を入れる前に油をまとわせてから焼く
フライパンに残った油でさっと炒める

 なすをフライパンに入れ、ごま油大さじ1をまとわせてから、中火で両面焼き目がつくまで焼いたら取り出します。

 なすが油を吸いすぎないよう、加熱前に油をまとわせておきましょう。少ない油で焼くことができますよ。

 にんじんとピーマンはさっと炒めて取り出します。

 カットした食材のサイズに合わせて加熱時間を変えて、後から合わせるのがポイントです。食材に別々に火を通すのはひと手間かかりますが、それぞれの具材に合った火の通り具合になり、美味しく仕上がります。